長い間受け継がれている伝統芸能。

みんなに愛される理由はなんなのかが気になって、最近は伝統芸能に足を運んでいます。


【伝統芸能を知る〜落語〜】

↑先日は落語に行ってきました。




11月14日は博多座で歌舞伎へ!






今回は歌舞伎絵本「あらしのよるに」を観てきました。狼と山羊の物語。主演は中村獅童さんや尾上松也さんでした。


あらしのよるに あらすじ ウィキペディア





二人のやり取りや狼(中村獅童さん)の山羊(尾上松也さん)を食べたい葛藤も表現されてて、笑いありで、歌舞伎初心者にも分かりやすい内容になっていました。




歌舞伎を観て思ったのは3点。


✔️客席と近い。


✔️体全体で魅せる表現力。


✔️ファンの方々が優しい。




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客席と近い。

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客席と舞台の距離がすごく近い。今回僕はA席の真ん中だったので、かなり近い距離で見ることができました。そして、演者の方々が客席に降りてきて、会場全体が舞台になる場面が多々ありました。さらには、主人公の狼と山羊が客席の隙間に入ってきて、ファンと触れ合うシーンが。ほんとファンサービスがすごく、これは好きになるなって思いました。今回、僕のところには来ず。残念。



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体全体で魅せる表現力

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人に伝えるには、言葉だけだと1割程度しか伝わらないって言われてる。伝えるためには、その他の声のトーンや表情、しぐさ、ジェスチャーなどのノンバーバルの部分が大切になってくる。ほんとそのノンバーバル部分がすごく表現されてる。喜怒哀楽がしっかり伝わる。すごい。しかも、今回は動物役でその特徴をうまく捉えての演てて感動しました。




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ファンの方々が優しい。

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 歌舞伎自体もめちゃくちゃ楽しかった。またすぐにでも行きたいって思っています。その中で、すごく良いなーって思ったのはファンの方が優しいってとこです。

 今回、僕は初参加で席や幕間のことや、いろいろ分からないことばかりでした。すると、横の席の方が親切にいろいろ教えてくれたんです。席の間はかなり狭かったですが、こうやってファン同士が繋がれる設計になってるのは、長く愛される秘訣なんじゃないかな?とか思いました。

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11:30~15:30まで休憩を挟みながらありました。結構長かったですが、あっという間に時間が過ぎました。ほんと面白かった。



そして、ファンの方を大切にしよう。少しでも楽しませよう。っていう演者の方々の気持ちが伝わりました。



ありがとうございました。



※会場が1500人とか入るキャパだったんですが、演者の方々は地声で演技されてました。地声にも関わらず聞き取りやすい。動きながらあの声出せるのはすごいなって思いました。何か会場の設計にも工夫があるとか。




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