ヨガセラピスト、マッサージセラピストであり

 

訪問看護師の吉川結希です

 

現在 國分利江子先生が学長を務める、MTI(マッサージセラピーインシティチュート)で

第一期生として学んでいます。

 

 

訪問看護での マッサージの実践についてお伝えしたいと思っています。

 

 

訪問看護とは

 

 

在宅療養中の方に 主治医より指示書をもらって

 

 

指示にあるケアを 自宅へ訪問して行う 看護のことを言います。

 

 

ケアの一つとして MTIでの学びを患者さんへ提供しています

 

 

 

よく行うマッサージに  『腹部マッサージ』があります

 

 

これは 排便コントロールとして行うもの

 

 

さまざまな疾患によって 自力では排便ができない方もいらっしゃいます

 

 

または 便秘症の方で 排便のお手伝いをする場合があります。

 

 

その方法として、 下剤の内服、浣腸、座薬、腹部マッサージ、摘便、飲水を促すこと、食事指導等が

挙げられますが

 

 

これらをうまくコントロールして、スッキリとする排便を促して行きます。

 

 

私が力を入れているのは もちろん腹部マッサージですが

 

 

これと同時に

 

腹部マッサージの前に お水を飲んで頂く

 

 

そして お腹を勢いよく凹ませて 息を吐きだす呼吸法も行って頂くと

 

 

効果はさらに上がります

 

 

これも MTI学長の利江子先生から教わったこと

 

 

 

その後は20〜30分かけて 腹部マッサージ (先生の指示に浣腸があれば、浣腸してマッサージします)

 

 

 

この中には 横隔膜のマッサージも行っています!

 

 

横隔膜は肋骨の縁に付いている 呼吸のための筋肉ですか

 

 

このマッサージすると呼吸が楽になります

 

 

 

 

 

腹部マッサージをしていて 「もう便が出ますよ!」の合図がわかってきました。

 

 

ポイントは 右下腹部にあります。

 

 

左の下腹部ではなく  右です。

 

 

この部分のマッサージを念入りに行っていると

 

 

ある時から クチャクチャと音がし出します

 

 

すると   もう お腹動き始めましたよのサイン

 

 

ここから出始めます

 

 

何もしなくても出ていることが多い

 

 

自力でも出てきます

 

 

 

2、3日に1回の処置なので

 

 

出てくる量は 両手2杯は超えます

 

 

これは お互いに 達成感です

 

 

 

 

 

 

 

いつも ご本人さんも 奥様も笑ってしまうこんなやりとりがあります。

 

 

本人様が どのくらい出ました?と聞かれるので

 

 

できるだけ具体的に言おうと 「山芋一本分です」

 

 

「にんじん一本分です、ピーマンです」

 

 

 

 

 

 

と真面目に答えると いつもお二人が笑っていらっしゃいます

 

 

ここでも つかみはOKと思ってしまうのでした

 

 

 

 

 

読んで頂き ありがとうございました!

 

 

 

 

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