私が 自分に対しても
そして 関わる方 亡くなり逝く方に対しては特に
大切にしている身体のある部位があります
それは…
足 です
身体を支え 歩みたい方向へと自分を導くこの足は
土台となって 自己主張せず
生きたい方向に連れて行ってくれる
人生の歩みをつくってくれたのは この足でした
1日の歩み
一生の歩み
足はとても大切で
自己主張しなくとも 頑張ってくれている足
そして 足の感覚が冴えている時は
身体も心も 健やかです
足の裏は 身体の快を生み出します
これに気がついたのは 瞑想中に足底に触りたい衝動が生まれた時に
足底に触ると なんとも言えない快感を感じたからです
訪問看護のケアの中に 「足浴」 「下肢のマッサージ」があります
お亡くなりになるほんの数時間前にも
私は足浴を大切な事として 提供します
それは いままでの人生を尊重する儀式
そして これから歩んでいくあの世の道のための儀式
これは 密かに営んでいる事です
自分に対しては 1日の終わりに お風呂の中で
足をマッサージします 触るだけでもいいと思います
足を意識します
すると 疲れが癒え 落ち着き 安心してきます