「このブログ、いったい何回決意表明をすれば気が済むのだ…?」とお思いの方がいらっしゃるかもしれません。
昨年から、「このブログの決意表明」を何度もしています。
今回が、多分、4回目になると思います!
もしかしたら、前回の記事をお読みになって、ご不快に思われた方がいらっしゃるかもしれませんね…
おめでたいこととは言え、記し方があまりにも能天気だったからです。
なぜそんなに能天気な書き方ができるかというと…
これまでにも何度かお話ししましたが、
個人的に、「プログラム中の人物」と、「アスリート本人」とを、区別してフィギュアスケートを見るのが好きだからだと思います。
小説や詩などを読む時、「作品中の『私』」と、「作者」とを、別のものだと考える習慣があるのですが…
でも、これは、あくまでも私個人の好みです。
両者を同じだと思って読む(見る)方が、良い場合があるかもしれません。
正直なところ、私自身、GIFTの最初の配信の時は、
「作品中の人物=羽生選手」だと感じられて仕方がありませんでした。
ところで、「作品中の人物」と「アスリート本人」とを区別して見たいと思うことについては、別のお話もありまして…
カップル競技の選手に「付き合ってるの?」と尋ねるの、あまり好きではないです。
プログラムが、どれほど素晴らしい愛の世界を描いていても。
もちろん、ペアやアイスダンスのパートナーが、プライベートのパートナーでもあるチームはあります。
プライベートでの付き合いがなくても、2人の関係性を印象づける戦略を取るチームもあると思います。
「カップル競技が描くものは、男女のストーリーである」ということが前提になっているかのようで、それを望まないチームにとってはどうなのかな?と思ってしまいますが…
選手本人や指導陣が納得の上でのことならば、まあ良いのかな…?と思います。
でも、「人間どうしの相性は最悪だが、スケートの相性は最高!」というチームも良いと思います。
選手本人と、氷上の世界とを、別のものだととらえるのが個人的にはしっくり来ます。
これまでに、大好きな選手が結婚したことはありました。
大好きなペアやアイスダンスチームの選手が、
パートナーどうしで結婚したり婚約したり、パートナー以外の人と結婚したり…ということもありました。
でも、演技を見る時に、それを意識したことはありませんでした。
羽生選手に対しても、同じだと思います。
もちろん、どのような分野であっても、プライベートの事項が作品世界に全く影響を与えないということはないと思います。
以前少し記しましたが、ファンなどの目に触れても良い範囲での「バックステージ公開」は、ありがたいことだと思います。
でも、私は今後も、まずは「フィギュアスケート作品として、氷の上に出されたもの」を、全力で美味しく頂くと思います。
氷の上だけではなく、陸上に出されたものも素敵ですよね。
今後も、相変わらず「羽生選手演じるところのプログラム中の人物」などと、回りくどい言い方で、演技の感想を書くと思いますが、ご容赦頂けるとありがたいです。