プロアスリートとしての羽生結弦選手、お誕生日おめでとうございます!
アマチュア選手ではなくなる手続きが完了した日がプロ誕生日なのかな?とも思いますが、羽生選手が自身の言葉で伝えてくれた日を大事にしたいと思います。
なかなか羽生選手のお仕事を追えないのですが、たいへん濃い一年間でした。
…と書いていて思ったのですが、これってすごいことですよね!?
申し訳ないけれど、羽生選手の全てのお仕事に触れることができたわけではありません。ほんの一部だけです。
それなのに、濃い時間と感じたわけです!
去年の今頃、羽生選手は「プロとして、競技よりも高次の世界を構築したいのだろうな」ということは理解できました。
でも、具体的な像が浮かんでこなくて…
このブログに「スローにコンボをつけてSBSにするようなもの?」「ショーでルンバダムールをやるイメージ?」などと記していました。
(ルンバダムール:激ムズパターンダンス!難しすぎて、試合ではまだ行われていないはず…)
一年間を振り返ってみると、それは、ある意味では正解だったのかもしれません。
そして、ある意味では、大間違いでした!
既存の「フィギュアスケート」の枠の中でしか考えていなかったからです。
今や、各界の素晴らしい方々と一緒に、新たな世界を開拓中です!
「プロアスリート羽生結弦」の在り方の中で、「これぞプロ!」と感じるのは、
「個人レベルのことをいかに普遍化するか?」がテーマのように見えるところです。
個をそのまま個として描くのではなく、一般化すること、あるいは抽象化するのがプロの仕事のように感じられるからです。
一般化や抽象化は、個のレベルに留まらずに、
見る者の心に向かって、制作者として演者として、何かを適切に届けるために、必要な力だと思います。
何はともあれ、プロ2年生の羽生選手が、心身ともに健康であることをお祈りします。
元気に氷上を泳ぎ回って下さい!
あっ、陸上でのご活躍も願っています!