(これより前に6回、「if…」について記していますが、それらは幕張の放送を基に書きました♪)
♪切ない…
羽生選手の演技の進化なのか、カメラワークの違いなのか、両方のためなのか、
最初のキャメルスピンから、既に、切なさが押し寄せてくるーーー!
何だこれ!
♪「俺」の目には何が映っているのだろう
幕張の映像を見た時に、単に私が気付かなかっただけかもしれませんが…
今回、最初にショートサイドに向かって進んでくる時、
こんなに視線を落としていってたっけ…?と思いました。
それから、全体的に、プログラム中の「俺」は、観客や視聴者ではない、何か別のものを見ていると思いました。
羽生選手のプログラムの中では、ちょっと珍しいかも?と感じました。
まるで、世界に「俺」一人しかいないかのような…
決して、「羽生結弦選手」が、見る者を無視した演技をしているという意味ではありません。
今回も、徹底的に「どこから見ても格好良く」だと思います。
でも、「プログラム中の人物」としては、
ショーの観客やテレビカメラの向こうの視聴者とは、完全に別の世界に存在しているようだと感じました。
「俺」の視線の先にあるのは、「君」なのか、「俺の行く末」なのか…
主人公の内面を突き詰める系プログラムに進化したのでしょうか?
♪時々重力がおかしい
幕張の時に、ふんわりスケーティングや、トゥルトゥルスケーティングだったところが(何と言えば良いのでしょうか…)、
さらに、フロー♪エフォートレス♪と感じられました。
時々、地球よりも重力が小さい天体で滑っているのでは…?と思ってしまいました。
でも、同時に、KIMIさんの声や、パーカッション(打ち込み?)の音などは、パシッと表現されているとも感じられました。
どうなってるんだろう…
♪「月の明かりを背負い」
このあたりの音の表現が大好きなのですが(チョクトー?を連続でやっているあたり)、幕張とは別アングルで見られて眼福です!
「背負い」で後ろ姿が映っていました。月の明かりを背負ってた。
心に刺さる後ろ姿だなあ…とか、
これだけ音を表現しながら、足元はなめらかに滑っていくって、羽生選手の関節や筋肉ってどうなってるんですか…とか、いろいろ考えてしまいました!
♪情報量が多い
そうです!
「作品中に生きる人物」という視点で見ても、「羽生結弦選手が演技している」という視点で見ても、ものすごく情報量が多いんです!
いろいろな味わい方ができて楽しいです。
♪話題の一人デススパイラル(本当は何と言うのでしょうか?)
えーと、逆回転のバックインサイドデススパイラルを、一人で実施するような感じですかね…身体全体が描くフォルムは、バックアウトの方に近いのかしら…?
などと思いましたが、それはさておき、物凄く進化してますね!
こんなことができるだけでもすごいのに、音の描き方も、人物の心象風景の描き方も深まった気がしました。
いろいろ想像が膨らみます!
♪「夢で逢えればまだいい」
ここも音の表現が大好きです。
このあたりの動きが「月の明かりを背負い」と同じなのか、そうではないのか…時間があればよく見てみたいです。
♪解読するの無理無理無理無理!
競技の時から、足元の動きや、各種ムーヴメント、ダンスの技などを、自信を持って判断できることがあまりなかったのですが、
プロになってからは、ますます、何やってるか分かりません…
もちろん、こちらの力不足なのですが…
♪だが、そこがいい!!!!!
これからも、「羽生選手の動きを解読しようなんて無理無理無理無理…」と言わせて下さい!
(まだまだお話したいことがあるのですが、ここで投稿します)