いろいろな味わい方ができるプログラムだと思います!
プログラムの最初から順を追って書いていくと、お話したいことが大渋滞してしまいますので、思いついたことを、その都度書いてしまいますね。
何かのお話を始めては、途中で止まってしまうことの多いブログですみません。
そういえば、レゾンの感想も、まだまだ記したいことがあるのでした…
※「if…」のラップ担当がKIMIさんだとして書いています♪
ループの前後、羽生選手、KIMIさんの声とともにホップ?していますよね。
昨年から、ジャンプの「後」の音の表現にバリエーションが増していくなあ…と思っていましたが、
ループ跳ぶ「前」にも、ぴょんぴょんしてますよ!?
もちろん、競技者の時から、ジャンプの前にも、足元で、そして身体全体で音楽を表現していたと思います。
しかし、「垂直方向の動き」による表現は…?
私の気が確かなら…いや、私の記憶が確かなら、見たことがないと思うのですが…
何でそんなことできるの?
そもそも、何でそんなことしようと思ったの!?
いや、分かっています。
ISSAさんのヴォーカルと、KIMIさんのラップの両方を表現したんですよね。
それは理解できるのですが、ちょっと衝撃を受けました…
決して、その部分だけが浮いて見えたという意味ではありません。
対照的なものを表現しつつ、プログラム全体としての自然な流れがあって、とても心地良かったです。
だから、それが衝撃的だったのです。
以前にも記しましたが、音楽とフィギュアスケートとの間にあると思われる「相性」が、どうしても頭から離れません。
アイスダンス競技ならば、課題のリズム・テーマについて、「フィギュアスケートとの相性はいかがなものか?」と思ったり…
(2016-2017シーズンSD、2021-2022シーズンRD、見る立場の者としては本当に楽しかったですが、選手・チームの方々は大変だったと思います!)
フィギュアスケートの根幹となる「水平方向の滑走」という動きと、音楽・リズム・テーマとの間には、やはり向き不向きがあるのでは…?と感じます。
でも、それも固定観念だったのかな。
今回もまた、「フィギュアスケートとは」という既成概念を、美しく心地良く破壊していきましたね。
そして、この場面が、歌詞のどこに当たるかということを忘れてはならないでしょう。
曲のタイトルの「if…」の内容が、直接的に歌われるところ!
以前も記しましたが、個人的に、
ヴォーカル曲で、タイトルに関わる歌詞、あるいはそれを導き出す言葉を、しっかりと見せてくれるのが大好きです!
なお、二回目のループのところの歌詞は、実際とは異なることを心の中で思ってみる意味合いが強くなります。
「もしも明日雨だったら、傘を持っていこう。」というような「if」じゃない!
あくまでも、「if…」なのですよね!!
(ここでは、着氷後のラップの表現と思われるところは、ホップではなく、トウを氷に突いて腕を伸ばして身体を高く見せていると思います。)
そのようなことを語る、ISSAさんの哀愁を帯びた高音の部分(この曲の中で)に、
哀愁や切なさだけでは済まない内面が垣間見える、KIMIさんのパート。
ラップパートを主体にして見れば、
その後の「俺の行く末密かに暗示する人Honey!」を導く、大切な部分と言えるでしょう。
そうそう、歌詞の「if…」で仮定する内容と、その結果が、どんどん変わっていく歌ですが、それらを羽生選手がどのように演じ分けているのかを味わうのも楽しいですよね!
「俺の行く末暗示する人Honey!」も!!
(長くなりますので、ここで一旦投稿します。FaOI宮城の成功をお祈りしています!)