いや~、驚きました…
2021 JSOI のオープニングについて、当時、以下のように記していたのですが…
羽生選手のパートはセルフコレオとのことですが、世界選手権・WTTと時間がない中で、スタッフさんとの調整をどのようにしたんでしょうね?
特に照明が、羽生選手の動きに合わせてきっちり決まっていたように見えましたが・・・
リモート会議だったのかな?実際に他の道具類等がある状態で吊って(置いて)、演者が動いてみないと分からない部分がある気もしますが。
いや、近頃はデジタルで正確にシミュレーションできるのかもしれないですね?
いやいや、そういうお話じゃなかった!!!
演者にして振付師、依頼されたのは当日であった…
照明をはじめとするスタッフの方々も、瞬時に対応して、あんなにも素敵な効果を実施なさったのですね…
当時は、今以上にコロナ禍の規制が厳しかったですから、いろいろと本当に厳しい状況で仕事を進められたのだろうと思います。
現在は、規制緩和の方向ではありますが…
でも、かえって混乱が生じて、別の意味での大変さがあるかもしれないですね。
羽生選手とスタッフの皆様が、お元気にお仕事ができるようにお祈りしています!
それにしても、2021 JSOIですが、
オープニングで要求されるであろうことを、短時間で、よくぞこのような素敵な形にしたなあ…と思います。
♪ショーを始めるにあたって、観客の注意を引きつける。
初めの方の羽生選手、「来いや!」という感じですよね!?
見る者の視線が釘付けにならざるを得ない…
♪それを、何かすごい技術で実施する。
すみません、いまだに、
「全身でビートを刻みながら、スーッと滑らかに、長めの距離を移動する」って、
「…何かすごい技術ですね…?」としか言えないです。
どうなっているのでしょうね!?
そして、今思えば、
「氷の上で、何でまた、こんなことできるの…?」と感じさせる動きは、この頃から着実に育っていたのだなあ…
♪もちろん、観客にアピールもするよ!
いわゆる正面ではない方向にも、「ここから見られて良かった!」と思えるような動きをしていますよね。
「バーン」の方向、最初に大きく滑り出す方向、アウトイーグルで身体を向けている方向…みんなちがってみんないい。
♪「羽生結弦」らしさも見せます。
トレードマーク的なハイキック(といつも呼んでいるのですが、あれ、本当は何て言うんでしょうね?)、ハイドロ、腕と脚の長さを活かしたランジなどのムーヴメント。
ソロパートですし、また、演者の一人として、
後からの演目に対しても、観客を期待させなければならないですものね!
♪その上で、他のスケーターにつなげます。
以前も書きましたが、歌詞の「touch」のところで、次に氷上に現れた選手たちに「後は任せた!」のような感じで念を送っている(?)のが好きでした。
(選曲は有香さんでいいのかな?コロナ禍で否応なしにフィギュアスケートから離れざるを得なかったけれど、本当は心から追い求めているのだ…という情景を想像しました。)
ところで、個人的な思いなのですが、
羽生選手って、自身が実施可能なことや、習得して実施可能にしていく事柄を、
有機的に分類して、常に持っているような気がします。
突然の仕事が舞い込んでも、
「その仕事の目的のために、どのようなことが必要」とすぐに判断して、提示することができて、
また、それだけに留まらず、
「自分は何を表現したいのか」を、言葉以外でも思考したり可視化などができるのではないかと…
もしもこのようなとらえ方が適切であれば…
私も頑張ろう。
(今回の結論はそれでいいのか…!?)