GIFT のLet Me Entertain You の格好良いところを書くぞー!
と思っていたのですが、好きすぎて際限なく記してしまいそうなので…
(競技のこのプログラムについて、このブログで一体どれだけ喋り倒したんだよ…?という過去がございます!)
ちょっとこんなお話をしてみたいと思います。
♪第二部の初めの2曲について、GIFTの中での位置づけや関連を考えてみた♪
第二部のプログラムの配置、モノローグとの関連が分かりやすいですね。
「誰にもわからない」
→阿修羅ちゃん「ねえ あんたわかっちゃいない」
仮面をつける•ToshIさんのマスカレイド
→ オペラ座
…などという感じで、スムーズに理解できる気がしました。
では、モノローグが入る前の演奏とプログラムはどうでしょう?
GIFTの「物語」の中で、どのような位置にあるのでしょうね?
歌詞の面から考えてみました♪
まずは Let's Go Crazy!
We are gathered here today
To get through this thing called "life”
↑
GIFT全体のテーマに通じるように感じられます。
もっとも、羽生選手は、ここまで強い言い方はしていませんが…
If you don't like
The world you're living in
Take a look around
At least you got friends
↑
困難な人生を「自力で」生き抜かなければならないけれど、
葛藤があるという点では「誰もが」同じ…
「特別じゃない」のモノローグに通じる気がします。
しかし、教えを説いてきた聖職者、あるいはロックスターも、
地獄に引きずり下ろされることを恐れているようです。
この言葉で曲が終わります。
Take me away!
↑
聖職者やロックスターだって、やはり、一人の人間。
これも、「特別じゃない」のモノローグを思わせます。
さて、Let Me Entertain You ♪
(曲全体を踏まえた意味ではなく、その箇所の文字通りの意味で考えています♪)
歌詞の最初がこれだーーー!!!
見て見てっ!!
Hell is gone and heaven's here
There's nothing left for you to fear
↑
Let's Go Crazy のロックスターが、一人の人間としての心情を吐露したら、
新たなロックスターがやって来て、
「地獄はもう無いよ」
と言ってくれる!
やられました!そう来るか!!
羽生選手、LGCの歌詞の最後の「Take me away!」あたりから、
LMENの開始準備をしていましたよね!
何と象徴的なのでしょう…!
そして、恐れることはないよ、というのは、
GIFT全体のメッセージのように感じられます。
I will be your rock of ages も、そのような趣かも。
そして、繰り返される「Let me 『entertain』you 」。
次のモノローグで、本当は楽しくないのに、繰り返される「楽しい」という言葉。
かなり妄想が入ってしまうのですが、
一人の人間に帰ったロックスターを救いに来た、新たなロックスター。
でも、人々を楽しませる彼の内面にも葛藤があって、
彼だって、また一人の人間なのだ…という気がしました。
「特別じゃない」。