情緒面での感想が書けないプログラム来た・・・

作品の内容に心を揺さぶられないという意味ではなく、揺さぶられすぎて、言葉が出てこない。

 

書ける範囲で、感じたことを書きます。

 

 

♪ トレードマークの1つによって、比喩表現を具現化する男?

 

素晴らしい演技をする選手について、「◯◯選手のブレードに轢かれたい♪」なんて言い回しがありますよね。

まさか実感できるとは思いませんでした!

メタファーが現実のものになりました・・・?

いや、正確には、轢かれてはいないですね。羽生選手、カメラを踏まないように滑っていきますね・・・

ノールックで!!!

レイバックイナの移動距離、結構ありますよね?

どうなってるんでしょう・・・

滑りのコントロールに脱帽。プロジェクションマッピングが可能なのも納得です。

 

 

♪ 羽生選手のスケート靴を上から見る機会、あまり無いですよね?

 

最初の部分でスケート靴が映るのは、羽生選手の視界を体験させてもらっているのかな。

あるいは、カレンダーに背を向けて、逃げたいけれど、逃げる方が怖い・・・という心情の表現?

(あるいは、せっかくの映像作品なのだから、足元の技術を心ゆくまで見てね!という意味だったりして・・?)

 

 

♪ 今回も、足元で、全身で、歌ってる!!!

 

スーッと透明でした。

何と心地良いのでしょう。

 

 

♪  スピンが語る

 

ビールマンスピンから、思いが高まって溢れ出すさまを、ものすごく強く感じました。

あくまでも私が分かる範囲でですが、感情表現度が過去最高だと思いました。

回転しながら、フリーレッグの位置が徐々に高くなり、手足が最も高い場所に来て、空を仰いで、ほどく。

技術が言語だった。

 

 

 

最初から映像作品としてフィギュアスケートの演技を制作することの可能性が、どんどん広がっているなあと思いました。

SEIMEIのところ、涙が出そうでした。

SEIMEIはとても大切なもの。そして、SEIMEIの、その先へ。

 

(言葉にできるのは、このあたりまでです・・・)