ちょっと気を落ち着けて、プロローグ八戸公演CS朝日さんの感想を書きます。

きちんとした文章にならないかもしれませんが、よろしければ・・・

(ほぼメモ書きそのままです。)

 

 

バックステージからリンクに上がるところを映してくれました。

「えっ?演者や制作者の領域を見せて頂いていいの・・・?」と恐縮してしまったのですが、

羽生選手のスイッチの切り替えに立ち合わせてもらったようで、ドキドキしました。

羽生選手も、スタッフさんも、カッコいいなあと思いました。

 

エッジケースが羽生選手の身体から離れ、

暗幕が、バックステージとリンクを潔く遮断する!

ここから先は、羽生選手が作る異世界だと宣言してる!

(スタッフさんも宣言していると感じます!)

ゾクゾクさせられました!

 

アスリートであり、演者。

どちらか「だけ」ではなく、両方のいいところ取りによる融合。

 

「アスリートだけど、アマチュアじゃないよ!プロアスリートの演者だよ!」と言わんばかりのライティングとSEで開始。

これにもゾクゾクさせられました。

凄い破壊力!

(何を破壊しているか?うーん・・・観る者の既成概念かなあ?)

 

羽生選手のヘアセットのプラン、「この瞬間をいかに印象的に見せるか」で決めたんだろうな〜♪

と思ってしまいました!

わーい、カッコイイ!

(もちろん、他のプログラムなどの時にもお似合いでしたよ。)

(それにしても、感想が「カッコイイ」ばかりでごめんなさい。)

 

 

氷が明るくなっても、破壊力満点のピンスポの明かり(効果つき)を残しておくのね。「選手は練習を始めて下さい」の言い終わりまでに、ゆっくりと消して行くようでした。「演者」と「アスリート」をほどよく溶け合わせているみたい?

 

ライティングですが、横浜の時よりも、試合のリンクの色に近くなった気がしました。

それにしても、ショー用の照明で競技のリンクを再現するのは、やはり大変なのでは?

他のプログラムに「6分間練習」用の燈体を使わずに、この時だけのために設置したのかな?

いや、それでも大変では・・・?と思ってしまいました。

 

今更ながら、新しいジャージとSEIMEI衣装との親和性に、心から納得。

両方の存在があっての、お互いに魅せ合うビジュアルなんだなあ、と腑に落ちました。

 

やっぱり、6分間練習っていいものですね。アマチュアじゃなくなったのに、こんなことを言ってはいけないのかもしれないけれど。

(もちろん、競技者時代にも、「6分間練習そのもの」が目的だったわけではなく、あくまでも最終確認やアップが目的だったでしょう・・・)

それだけで一つの世界が成立している物凄さ!

「ショーの演目として成り立ち得る、アスリートとしての必然!」などと思いました。

「プロローグ」の6分間練習は、「ここに、羽生結弦が、います!」というメッセージに見えました。

6分間練習がこんなにも美しいという、最強の本人確認!

 

個人的には、滑り出してからしばらくの間が特に好きです。

前向き滑走から後ろ向きになり、その後、大きな弧を描く。

涙が出そうになるくらい、美しいと思います。

少しずつ違う形を積み重ねて、それから、動きが力強くなっていく。ストーリーのあるプログラムを見ているみたい。

 

真っ白の氷の上に、羽生選手のトレースだけが描かれて行く。

何と贅沢なんだろう。

音も、羽生選手の滑りと「天と地と」だけ・・・

 

(素敵な贅沢だなあと心から思うのですが、ターン・ステップの教材としても良いな〜と思ってしまいました。)

 

テロップの「羽生結弦」、要りますかね?と思ってしまいましたが、これも6分間練習的な趣なのかな。

 

それにしても、6分間練習がショーのプログラムになり、こんなにも美しいって、どういうことでしょうね?