「3.プロローグ」の感想にも少し書いたのですが、
「Change」と「夢見る憧憬」の羽生選手、ヌメヌメスケーティングに進化したのかな?
と強く感じさせるところがある気がしました。
もちろん、以前からそうだったのを、私が今になって印象深くとらえただけなのかもしれませんが・・・
滑りについて・・・何と言えば良いのでしょうか?
いわゆる「氷の下に磁石がある」と「ブレードから油が出ている」を足して2で割って、バラストを積んだような感じ。
滑りが重たいという意味ではなく、濃厚で、ゾクゾクさせられる感じ。
そして、「プロローグ」の「Change」を見て!
当方、永遠のライトファンですし、あくまでも画面を通して見る限り・・・ではあるのですが、
(現地でご覧になった方は、違った見方をなさるかしら?)
そのようなスケーティングが印象的なところが、やはり、あると感じました。
特に演技の最初の方が、濃くゆったりとした滑りだと思いました。
スケーティングの感想に使う言葉ではないかもしれませんが、
「奥行き」とか「幅」という語が頭に浮かびました。
(重厚だけど、重量系スケーティングではないみたい? ということを言いたかったのです。)
以前のChangeと、ちょっと違う感じがしません?
もちろん、若い頃の(今もお若いですが)、元気溌溂な滑りも素敵でしたが♪
あっ、これはきっと、三味線の伸びる音なんだ。
羽生選手の滑りは、しみじみと揺れ続ける弦と、空気中を進んで行く音の波なのです!
(と、勝手に納得したところで、一旦投稿します!)