Parisienne Walkwaysの曲、競技の時よりも、憂いを帯びたアレンジでしたね。
まさに、過去を振り返る歌詞のようだと思いました。
からの!
曲のつなぎ目で、ズサーで登場!
2012-13-14シーズンよりも成熟したステップシークエンスと、コンビネーションスピン!
これより前に、どれだけ滑って語ってたんだよ!
どうやって体力付けたんですか!
何ですか!このフリーレッグの美しさは!
あっ、スケーティングレッグも全身も美しいですよ!まったくもう!!
競技の時とはまた別の自信に満ちあふれた人物を演じているように見えました。
当時の、若い選手らしいひたむきさも好きでしたが、
今の「羽生結弦選手」ががっちりと主導権を握っていることに裏打ちされた演技も、素敵だと思いました。
競技の当時から、SP「パリの散歩道」って、歌詞の意味を反映させたプログラムなのでは・・・?
と思っていました。
2曲目は、ヴォーカル曲が解禁になってもちょっと使いづらい歌詞ではありますが、
曲の組み合わせが、ブルースで歌われる内容の変遷を辿っているみたい!?と思ったのです。
ブルースに詳しい方々には、適当なとらえ方をしてご不快かもしれませんが、
戻らない過去を懐かしんだり、現在の状況を悲哀をもって唄ったりするものから、
現在の自己に対する誇りや、自信を謳うものへ
・・・という移り変わりを思わせる気がしたのです。
そう思って見ると、SP「パリの散歩道」は、自己を肯定していく道のりみたいだなあと感じられました。
もちろん、たとえそうだとしても、歌詞の意味を表現することは、採点の対象にはならないのですが・・・
でも、音の表現としても、愁いを帯びた過去から現在に向かって視点が移っていく様子を想像できるかも・・・?と感じていました。
そして、今回の「プロローグ」です。
勝手ながら確信しました。
「パリの散歩道」(ズサーつき)は、
これまでのことを踏まえて、現在の自己を認めるプログラムなのです!
きっと!
いや知らんけど!
そこで、ちょっと別のお話なのですが・・・
「応援が力になる」と「応援が重圧になる」は紙一重だと改めて思いました。
羽生選手の場合は、いろいろな教科科目の教科書に掲載されたり(日本だけじゃない!)、文化や経済に影響を及ぼしたり、
社会における自身の立ち位置を、絶えず意識し続けなければならないですよね。
羽生選手の夢が、社会的な夢になってしまうのは、及ばずながら理解できます。
でも、私は、羽生結弦選手のスケートが好きなんです。
4Aだけが好きなんじゃない。
確かに、高難度の技が音の表現になっていたり、プログラム世界を想像させたりすると、心惹かれる・・・とこのブログに記したことがあります。別の選手(チーム)のお話の中でしたが、羽生選手にも同じことが言えると思います。
でも、大事なことなので2回言いますね。
羽生結弦選手のスケートが好きなんです。
4Aだけを羽生選手だとは思っていません。
素敵だと思う選手が設定した夢を一緒に見せてもらうことが、幸せなんです。
羽生選手への要望があるとしたら、ただ一つ。
心身ともに健康でいてくれること。
(また続きを書くかも・・・?)