宮川大聖さんのレゾンを歌ってみたのですが・・・

冒頭の「さよならと指切りの関係」という短い間に、早くも、自分が音程もリズムも外していることに気づきました!

すごく難しい曲だなあと、改めて感じました・・・

(私の歌が下手なせいでもあるのですが!)

 

メロディラインの音だけでも確認したいと思い、ピアノに向かってみました。

何これ気持ち良い!

黒鍵に触れる感触が、とても心地良いのです。

あくまでもメロディラインの音の確認であって、きちんとした演奏ではないのですが、

弾いていると不思議な癒し効果があるように感じられました♪

 

それにしても、歌詞の初めの「さよならと」から、「幻想を知った」あたりまでだけで、

2オクターブ弱もの間を、音がくるくると移動していくのですね・・・

 

宮川大聖さん、すごい!

この曲を表現する羽生選手、すごい!

 

 

ところで、羽生選手のレゾンの衣装は、

多くの部分が、白色

羽生選手にとっての左側上半身が、濃い色(紫のグラデーション)ですが、

 

一方、宮川大聖さんのレゾンのメロディをピアノで弾くと、対照的に、

多くの部分が濃い色(黒鍵)、

要所で白鍵が入ってくる

・・・という感じで、面白いと思いました♪

 

 

そんなわけで(?)、

vsのお話をもう少し続けますね♪

 

「両者が共闘、あるいは共存共生しているように見えながら、やはりせめぎ合っている」

というふうに見えるところが好き!

 

その最たるところが、ラストシーンだと思います!

アップライトスピンで回転速度を上げるにつれて、

別々に存在していた白と紫が、まるで、バニラ味とグレープ味のミックスソフトクリームのように見えてくると思います♪

(どんな比喩なのでしょうね!)

 

2つの味が・・・いや、2つの存在が融合している・・・

と思わせておいて、最後は、紫が白を制御するかのようにして静止。

 

「どちらかが他方を抑える」ということは、「両者は別々の存在だ」ということなのでしょう。

このプログラムの主人公の葛藤は、今後も続くのだろうな・・・と感じました。

 

 

そうそう、回転速度の速いエレメンツやムーヴメントは、白と紫の融合感がよく伝わってきますよね♪

先ほど挙げたアップライトスピンは、融合というより「混在」と言った方が適切なのかも?とも思うのですが、

こちらは本当に「融合」ですよ!

 

☆3F 

 

なんと美しいのでしょう・・・

綺麗だなあ・・・

 

おっと、白と紫の融合のお話でした!

 

おそらく、LFO・LBI(3) を2回繰り返して跳んでいると思うのですが・・・2回目の LBI で右トウを突いて、空に昇りますよね?

(羽生選手が太陽になって、直前の歌詞の「黎明」を物理的に表現したのかしら・・・?

などと、一瞬思ってしまいました!わずかな音の中で柔らかに天を舞う様子が、夜明けの太陽っぽいかと・・・)

 

ああ、入りも含めて、なんともふわりと美しいジャンプ・・・

 

そのフワーっとした動きに、衣装の白と紫が溶け合います。

2色が混在している「バニラ味とグレープ味のミックスソフトクリーム」ではなく、

2色が融合した「ラベンダー風味のアイスクリーム」です!

 

(食べ物の比喩ばかりなのは、羽生選手が「隅々まで食べてほしい」と言っていたから(違))

 

衣装の上衣ですが、紫の部分の下(内側)の生地は、白色なのですよね。

(裾が、色違いの二枚構造になっているような感じですかね?)

回転を下から見ることにより、

上にある深い紫が、下(内側)の白色に包まれるようになって、

優しい色合いが観客の目に届くと思います。

 

 

ここまでも十分素敵なのですが、着氷した後が、誠にけしからん!!

 

RBO で地上に帰ってきますよね?

その後、長い脚を見せつけて滑り(それが目的ではないと思いますが・・・)、

左トウを突く!

右トウも突く!

音との調和もカッコ良すぎる!

 

何ですか、このけしからなさは!!

まったく、 Real Face もそうでしたが、ジャンプの後の足さばきが実にけしからんのですよ!

 

あっ、白と紫のお話でした。

画面で見ている限りでは、このけしからんシーンの羽生選手が、髪とブレード以外、純白なのです。

右腕でアピールしてきます。白いです。

 

溶け合っているように見えたけれど、結局は戦い合う存在なのだ・・・という気がしました。

 

 

(まだ続くかもしれません・・・)