久し振りにフィギュアスケートを見ました。

しかも、過去の放送の録画なのですが。

 

突然ですが、羽生結弦選手の Let Me Entertain You 、競技だったらどれが一番お好きですか?

(あっ、当方、カップル競技ライトファンですが、羽生選手大好きです!詳しくはないのですが・・・)

 

私は、その時のこちらの状況によって、全日本もワールドもWTTも一番好きです。

(回答になっていませんね!)

 

全日本!

会いに行けるアイドルの逆。

自分の方から、全人類それぞれのところへやって来てくれるロックスター!

人と人との繋がりが薄くなるこのご時世に、とても素敵なものを見せてもらいました。

羽生選手のあらゆる動きが音の表現であり、観る者との温かいコミュニケーションでした。

ほぼセルフコレオで、シングルの競技プロであるにも関わらず、このプログラムの背後に存在する人々の息吹を感じました。

このブログに、これでもかと全日本SPの感想を書きまくったことがあるのですが、

羽生選手の演技が、会話や人間どうしの触れ合いを強く感じさせたからかもしれません。

羽生選手からの呼び掛けに応じたくなったのかも。

 

ワールド!

正統派ロックスター!

全「日本」ではなく、「世界」選手権なのだなあと感じました。

一番カッコイイと言えば、この時だと思います。

いや、全日本とWTTがカッコ悪いという意味ではないですよ!観る者の眼を自らに向けさせる力を、強く打ち出す方向に変化したと思うのです。

冒頭のピボットからして、全日本では「みんなにこの思いを伝えに行きたい」というように見えたのに対して、ワールドでは、「はい、全人類こっちに注目〜!」みたいじゃないですか?!

全日本では、垂直方向にビートを表現することが多かったと思うのですが、

ワールドでは、音楽の中の「ここぞ!」という箇所(ビート)を印象づけるために、垂直方向の動きを厳選したように見えました。

 

(お話がそれますが、フィギュアスケートでリズムを表現したり、ビートに合った動きをするって、素人考えながら、本当に大変だと思います。今シーズンのアイスダンスRDすごいですね。)

 

また続きを書きます!