せっかくのオリンピック、選手・チームが積み上げてきたものを味わいたいのですが、少し呟かせて下さいね。
個人戦アイスダンスFD、四年前の忘れ物を取りに来たチームどうしの戦いが素晴らしかったです。
平昌に忘れ物をすることさえ出来なかったチームも頑張りました。
ステブキ、この4年間、どのような日々を送っていたのでしょう。心が折れたことはなかったのでしょうか?通常のアスリート(突然の出場停止措置がなかった選手)にとっても、「次のオリンピック」と簡単に言うことは出来ないでしょうに。
ずいぶん同情的な言い方をするのだなあ、と思われるかもしれません。
このように書いたのは、ワーニャ個人の意思でのドーピングではないと思われることと、それにも関わらず、ワーニャ本人が(サーシャも)責任を取ったからです。
(決してドーピングを容認しているわけではありません)
カラジョンのジェシカが、本人が注意していたにも関わらず事故のような原因で違反になり、処分を受けたことも、想起されました。
原因が何であれ、違反は違反として責任を取ったのです。
さて、カミラの場合は、確かに未成年です。処罰だけではなく、教育の機会が無ければいけません。
それはよく分かります。
しかし、カミラ個人を教育すれば良いことなのでしょうか?
彼女が好成績を収めた時に、彼女だけではなく他の選手やチームを讃える場を奪うことが、責任の取らせ方として適切なのでしょうか。
(このような状況で力を発揮した女子シングルの選手の皆さんに頭が下がります)