前回、羽生結弦選手のお誕生日に寄せて、2012NHK杯SPの感想を書いていたのですが、文章の途中で投稿してすみませんでした!
どうしても12月7日のうちに投稿したかったのです。
続きを書きますので、よろしければお付き合いください♪
SPパリの散歩道って、まず曲の繋ぎ方がいいですよね♪
3Aを下りた時の音が、2曲目の幹になる音。心地良いです。
2曲目のメロディラインが入るまでの間は、Parisienne Walkways には無かったタイプの音のように聞こえます。1つのシーンが(Ctr3Aによって)劇的に終了したけれど、次は何だろう?と、ワクワクさせられます。
羽生選手は、ここで、低い姿勢でのインイーグル?(何と言えばいいのでしょう?)をやっていますが、両足で滑走する技が、これまでには無かった音の重なりを表現しているようです。
未知の世界を期待させるような不思議な音色が、羽生選手の動きからも伝わってきます。
腕を前方に伸ばすところが好き。
そして、ジェフ・ヒーリー(でいいのかな?)の「Yeah・・・」という声は、まるで、本格的に新しい場面に行くよー!というサインのようです。
羽生選手の「へ」じゃないランジは、場面転換を知らせているのかも。
この後、ブルースのいわゆる中抜きがよく聞こえるようになり、
羽生選手の動きも、ギターの音とともに、「タッタ♪タッタ♪タッタ♪タッタ♪」を強く表現していると感じられます。
競技プロであることを考えずに恐縮ですが、3Lz3Tがこの範囲にあるのも納得です!?
コンビネーションジャンプと、音楽が、ともにぴょんぴょんしていて、すごく気持ち良いです♪
おそらく、ギターの音に合わせてジャンプしていると思われますので、3Lz3Tが「ブルースのリズムの表現」とは言えないかもしれませんが、曲の様子によく合っていると思います♪
ところで、Parisienne Walkways の歌詞が哀愁を感じさせるのに対して、2曲目は自己の力を誇る歌。あたかも、ブルースで唱われる内容の変遷をたどっているようです。(自己否定から肯定へ)。
プログラム中の主人公が自分の存在意義を見つけていく成長物語だと思って見ると、面白いかも・・・と、当時思ったのを覚えています。
それはともかく、Parisiennne Walkways では、羽生選手は大きな弧や大きな動きで音を表現していたと思われますが(4Tと3Aもそうですよね!?)、2曲目では細かい足さばきや全身での動きが多いです。曲調の変化が、動きから本当によく感じ取れると思います。
物憂げ・クール・哀しさ等を凝縮!
内に向かった感情!(身体の動きや表情が外界に対して開かれているようでも、プログラム中の主人公は「相手」の存在を意に介していない感じ!?)
からの、
自信や楽しさを凝縮!
(あらゆる動きに、ぎゅーっと凝縮されていると思います)
多分、プログラム中の人物は、自分以外の存在が周りにあることを分かっていると思います!?
その最たるものが、「へ」ランジなのかもしれません。
どこまでも伸びるようなギターの音とビートの表現であるとともに、
「相手」である誰かに対して、何かを届けようとしていると思いました。
(なんだか抽象的なお話になってしまいました。次回、もう少しだけ具体的に書いてみます♪)