「感想8」の続きです♪
♪ランジの後、水辺の小鳥が人間に戻ったシーン(違)
このあたりは、羽生選手の身体の右側が前方・左側が後方という役割分担(?)が少なく、
「ほぼ同じ位置に留まっているのにも関わらず、めちゃんこ動いとる!」という素敵な場面だと思います。
いろいろな関節がいろんな動き方をして、すごいと思いました!(小学生の感想)
でも、分かりやすいアピールは、やはり身体の右側が担当なのかな?と思います。
上下左右に回ったりひねったりなどの様々な動きを、右手を天に差し伸べることで締めていますよね♪
この時の腕の下ろし方が好きです!
それまでのキレキレの動きの流れで上げられた右腕が、切なさを感じさせるような力の抜き方で下りてきます。
全日本選手権の Let Me Entertain You のような趣を感じてしまいました。
カッコイイ技や動きを決めた後に、ふと心のひだに触れるような動きが配置されていた気がしますが、それと似た感じだなあ・・・と思いました。
ところで、このあたり、長時間続けて顔を見せないように狙ってますよね?!
(地上波で見ているのですが、他のアングルでも、あまりしっかりとは表情が見えないのでは・・・?と思いました)
手で顔や髪に触れる振付のためにあまり表情が見えないのはもちろんですが、
その時、腕や肩でもめっちゃ顔隠しとる!
上体・首・頭などの角度も、「時折垣間見える表情を楽しんでね♪」という感じで、何だかけしからん・・・
地上波では、高く上げられた右腕が下ろされる時に、まるで少年が憂いをたたえているかのような横顔が露わになります。そして、その心情をどうしていいか分からないままに、LFO で駆け出していく・・・のような情景を想像してしまいました!
見せ方巧いなあ・・・
いや、「見せ方」ではなくて、「隠し方」巧いなあと言うほうが良いでしょうか?
これも「どこから見てもかっこよく」の一環なのかな。
参りました・・・
氷の上に出来る影もかっこいいですよね。
「羽生選手と氷と影」という全体像も綺麗なのですが、それぞれの影も素敵です。
(「どの影も素敵」ということは、演者が「どこから見てもかっこいい」ということなのかもしれませんね!?)
影をもとにして、「この角度からはこんなふうに見えるのか〜♪」と想像するのも楽しいです。
そうそう、回転方向に注目して演技をまとめているところなのでした。
LFO で駆け出して(?)、スリーターンでいいのかな?
スリーの後の LBI で、右インサイドエッジそして右トウを軸にして、非常に美しい弧を描いていると思うのですが、どうでしょう・・・?
滑走する方向も身体の回転も、ここでも反時計回りです♪
ところで、Blinding Lights の羽生選手のソロパートでスリーターンが複数回行われますが、左右の違いはあるものの、全てフォアアウトのような気がします!?
(もしもそうなら、ファンサービス・・・?いや、そんなことはないか)
(今回はここまでです♪)