Blinding Lights の羽生選手のパートについて、これまでに以下のようなお話をしていました♪

 

☆ イントロとヴァースの部分、前向き反時計回りにポジションを変えていくのが印象的!

☆ その後、プレコーラスの始まりの時に、RFOで前向き時計回りの弧を描くのが印象的!

☆ そして、コーラスで、でっかい後ろ向き時計回りの弧ーーーーー!!!(ハイドロ)

 

素敵だなあ・・・♪

 

 

イントロとヴァースの部分では、様々に変化していく動きを独立させすぎないようにして、次につないでいく感じがします。

全体としてのまとまりが生まれるというか。

まるで、前向き反時計回りの渦の中に観客を引き入れるようだと思いました。

 

(回転方向を1つに揃えるって、競技ではあまりできないことですよね?)

 

 

それでは、引き続き、回転方向に注目して羽生選手の動きをまとめてみたいと思います♪

(身体の回転方向と弧の描き方の方向を一緒にしてしまって申し訳ないのですが、よろしければお付き合いください)

 

 

 

☆ ボーカルが入るところ( I've been tryna call )

 

足を踏み変えたりはしていないようですが、上体が90度以上回っている感じですので、ここもまとめに入れましょう♪

この前のシーンで撃った銃をホルダーにしまうのかと思ったら(すみません)、前向き半時計回りに向きを変えて、観客を煽ります。

照明が赤みを帯びた深い青色に変わるのですが、何だか妙にけしからん・・・

 

 

 

☆  I've been on my own for long  enough  の「 my own 」あたり

 

こちらも前向き反時計回り。右のインサイドエッジを見せびらかしながら、右脚がスッと伸びてきます。

めちゃくちゃカッコイイ!

 

この後、トウピックが舞い上がらせた細かい氷の粒が電撃のように見えるところがあります。

物理的にも攻撃力が高いのかもしれません。

(羽生選手のスケート靴のトウピックになりたいです)

 

地上波だと、ブレードのインサイド見せびらかし大会のように感じられるのですが、アウトサイドが照明の光を反射するところも、とても綺麗です!

 

 

 

☆ みんな大好きハイキック!そうです、前向き反時計回りです♪

( Maybe you can show me how to love の「 show me how to 」あたり)

 

ここまでの流れの中に、自然に溶け込んでるのがすごい・・・

 

初めて見た時に意表を突かれたのを覚えています。

そうだった。要素のジャンプが助走レスで出来たり、助走が表現になっていたりする選手なのだった・・・と、しみじみと思いました。

 

氷の上に帰ってきてからも、何事も無かったのように、さっきまでと同じような調子で踊っているのがすごい・・・

個人的には、この「 love 」あたりが、一番観客を煽っていて、実は一番けしからん場面なのではないかと思います!

この後にランジとハイドロで体勢が低くなる箇所があるので、高さを印象づける技を配置したのかな? とはもちろん思うのですが、

空に飛び立って、地上に帰ってきて、何食わぬ顔をしている という格好良さ!

 

 

(今回はここまでです♪)