全日本とはいろいろ変わっていて楽しかったーーー!!

ジャパニーズポップカルチャー的な動きはちょっとお休みして、洗練されたドヤ方向へ舵を切った感じでしょうか。こちらも好きです。

冒頭の両腕の広げ方からして、全日本とは全然違いますものね。

RBOピボットの終わりで、足元でも両腕でもロックスターがカウントするかのような動きになりましたが、このような最初の部分で今回のプログラムの雰囲気を提示しているのかな?と感じました。

 

でも、世界選手権でも、「ロックスターがプログラム中ずっと足元で(全身で)歌っている!」という印象は変わりませんでした。

歌い方が随分変わったけれど、歌っているという点では同じかも♪

 

カメラワークの違いかもしれませんが、弧の描き方が力強くなったように見えるところがありました。

曲の中に、足で小さな弧を描くことや細かな動きで音を表現する方が良いところがあるのかな?と思っていたところがあるのですが(たとえば、ボーカルが入ってから4Sあたりまで)、

そのようなところも、何だか力強く滑る箇所が増えました・・・?

 

全日本では、要素やカッコイイ技をオリャッと決め、「どうだった?」という感じの動きに移るメリハリが効いていたと思うのですが、世界選手権ではスーッと流れていくように感じました。

見る人の反応を気にしないという意味ではなくて、しっかりと受け止めているのだけれどその受け止め方が清流のようだというか、透き通っているというか・・・

 

たとえば、2回目の Let me entertain you で右脚を上げるところ、高さを抑えた代わりに滑走する時間が長くなりましたね。(上げた脚だけではなく、スケーティングフットの膝と足首も素敵です!)

その後の動きも、見る人とのコネクトを確かに構築しようとしてるけれど、成熟というか洗練されたというか・・・?

 

身体全体をとても大きく使うようになったように感じました。肩を大きく動かすことによって、ロックスターらしさを演出するようにしたのでしょうか?(全日本では、どちらかと言うと手首や肘が優先だったように見えましたが・・・)

 

またじっくり見たいと思います!