2021世界選手権が安全に運営されることを望みます!

大会の後も、選手関係者の皆様が健康に過ごせますように!

 

 

前回の続きです♪

今回も、前にお話ししたことをまとめているところが多いです。青い文字 ばかりです・・・

 

 

♪ Shake your arse come over here /  Now

 

ここも発音が楽しいところですね!

始めの2拍は、シャカシャカチャキチャキした子音が印象的です。

後の2拍は、母音が目立つでしょうか。

 

まずは、足元の細かい動きによって小さな弧がたくさん描かれます。

これらはきっと、始めの2拍の間にてんこ盛りになっている子音たちですよね!

空気の摩擦や破裂を思わせる動きだと思いました。

 

その動きなのですが・・・ごめんなさい。よく分かりませんでした。

左足は、前の小節の最後から続けて、エッジを乗り換えてリズムを刻んでいるように見えるのですが( LBI → LBO を合計3セット?)、

右足はエッジを変えているように見えるところと、同じエッジへの力の加え方を調節しているように見えるところがあって・・・

 

とてもカッコイイ場面なのに、プログラム中のロックスターがどのように歌っているか(演奏しているか)が分からなくて悔しいです・・・

 

歌詞の「 Shake 」あたりが特にカッコイイと思うんですよ!

頭の上に組んでいた手をとても綺麗に下ろして、視線も下に遣ります。

おそらく、次の小節(歌詞の scream のところ)で伸びやかに決めるために、今のうちに姿勢を低くしておく必要があるのかな?と思うのですが、

ロックスターが思いを紡ぎながら歌っている風景のように見えて、好きだなあ・・・

 

羽生選手本人が歌詞を口ずさんでいるところがこのプログラム中にたくさんありますが、ここ、特に好きです。

ロックスターが、どのように思いを伝えれば良いのかと試行錯誤しながら、言葉を大切に歌っているみたい。

 

そして、ロックスターが目を遣っている方向に、私の視線もつられてしまうのでした。

ん?「足元でも歌うから、よく見てね」ってこと?

 

 

さて、後の2拍ですが・・・( over here / Now のところ)

 

コードは「これからどこに着地するの?」という響きの A♯ かな?

 

どちらかと言うと、子音よりも母音の方が印象に残ります。

 

ロビー・ウイリアムズの歌い方や音声の調整の仕方が、「 here 」で少し悪戯っぽい感じになるほかは、すごく伸びやかで透明感があるように聞こえます。

 

そんな曲を、プログラム中のロックスターも素敵に歌っています!

 

 

over

これより前の部分のエッジ乗り換え(?)の流れで、LBIとRBO?

ギュインっとLBIが先行、そして氷から離れる?

「 over 」と、次の歌詞の「 here 」の間で RBO・RFI (3)?

少し重心を落としてターンしています。これも「 scream 」のところを伸びやかに見せるための準備でしょうか。

ターンの時に、右手首と右腕を回してからスッと伸ばしています。

 

here / Now

スリーの後の RFI 、そしてLFOも氷に着いて一緒に滑る?

左腕を胸の前で曲げ、伸ばしていた右腕も同様に胸の前で曲げます。

 

歌っているかのような足元の動き、本当に心地良いです!

 

なお、同じ単語が早くも1小節ぶり2度目の出場なのですが、それぞれ対照的な動きで見せてくれますね。

 

 

 

♪ scream

 

これまで、ボーカルの歌声とともにコードの雰囲気も表現されてきたように思われるのですが・・・

( Fコード「始まるよー!」、 G♯(違うかも)の「これからどうなるの?」、 A♯の「これからどこに着地するの?」)

 

それらを踏まえて、「おかえりなさい!」の F です。

 

1小節に単語が1つだけ!

でも、1単語のみですが脚韻もちゃんと踏んでいます。

ここまでの範囲で、話しかけるかのように言葉と音(発音)がたくさん出てきましたが、伸びやかな音(発音)をじっくりと聴かせる、贅沢な箇所だと思います。

 

曲の全体的な音の透明感も、素敵な部分ですね。

 

ここで左足を氷から離し、RFI で滑走。

一瞬、両方のエッジを立てるように見えるところがあります。空に向かって高く伸びるかのようです。

両腕を横に広げます。

押さえられていたものがしなやかに解き放たれたみたいです!

 

音とよく調和した、とても透き通った動き。

 

 

ボーカルが入ってからこれまでの間、短い時間の中に対照的な動きがたくさんありましたが、

単なるてんこ盛りではなく、それらが有機的に作用し合っているようでした。

ある動きのおかげで、他の動きが素敵に見える。

その動きも、別の何かを素敵に見せている・・・という感じです。

様々な事柄が、互いを引き立たせるかのように縒り合わさって、素敵な糸ができているみたいです。

 

そして、これまでのことが、ここに収斂される。

でも、「どのように収斂されたのか」は、見る人が決めていいよ。

そんなふうに見えました。

 

 

歌詞が消えると、RFIとLFOでギュイーン!と進みます。ここのエッジの角度がえぐい・・・いや気持ち良いです!

 

 

(今回はここまでです。すでにお話ししたことのまとめばかりで、なかなか進まず、ごめんなさい。男子SPまでにプログラムの最後まで行きたいのですが・・・)