メーガン&エリックのHometown Gloryについて3回目のお話です。
前の記事に追記1を添えたのですが、この調子で追記していくと1つの記事がとても長くなってしまいますので、今後は新しく書くごとに別の記事にしますね。
さて、Hometown Glory、2015シーズンの時からキャリーリフトでメーガンが朗らかに歌う姿が印象的でした。
エリックの方は、時にクールに時にエレガントに、パートナーを支えながら氷上に弧を描いている・・・
プログラム世界を想像する難易度が非常に高い技でした!
ところで平昌オリンピック個人戦FSなのですが、この時ばかりはエリックも心からの笑みを浮かべているように見えました。
グループ3リフト、回転を終えてからの動きが以前とは全く違うものを想像させてくれました。
インイーグルでゆったりと滑りながらパートナーを高々と運ぶ様子が、「こちらが私のソウルメイトです。見て!」と言いたげに見えました。
その後、デススパイラルに入っていく時も、誇らしげにソウルメイト自慢をしているかのようでした。
メーガンがバックアウトサイドデススパイラルで描くフォルムがまた素敵なんですよ!
(2017シーズンはFSにBoDsを入れることが可能でした)
BoDsは、試合でよく目にするインサイドエッジのもの2種類に比べて、女性が「直線!」「角(かく)!」という印象を与える形になると思いますが、メーガン、しなやかでふんわりしているんです!
そして、「男性が女性を回転させる技」「要素を実施している」という気が、あまりしない・・・
もちろん、事実としてエリックがメーガンを回転させていて、デススパイラルを実施しなければ要素抜けになってしまうのですが、まるで2人で1つの形を描くためにそのような方法を取ったかのように見えました。
人をうっとりさせるBoDs!情景がいろいろと想像できます。