しかし今日は青空が広がり、気持ちの良い天気でしたので、お昼がてらに事務所からほど近い”代官山ヒルサイドテラス”へ。

今日(9/9)から行われている「Furniture of Kijuro Yahagi矢萩喜從郎の家具」展を見に行って来ました。矢萩喜從郎氏は、グラフィック・プロダクト・サイン・写真・彫刻・建築・出版等、多岐にわたる活動を展開されている方で、今回はその彼がデザインした家具の展示会です。

今回展示されているのは[WHY NOT?]というシリーズで、矢萩喜從郎氏がデザインし、北海道・旭川市にある"株式会社カンディハウス"が製作を手がけています。2007年に7種類の椅子を発表し、その全てが東京都現代美術館のパーマネントコレクションに選定されるなど話題を集めています。


彫刻作品を数多く手がける矢萩氏のデザインは、シンプルなフォルムの中にも高い造形力が感じられます。同業者で、しかも遥かに若輩者の僕が言うのも失礼な話ですが、長年の多岐にわたる創作活動で培われたバランス感覚のあるデザインだと思います。

後ろから見た表情にも、彼の造形への深いこだわりが伺えます。家具の中でも椅子というのは、特にデザイナーの作風や理念が投影されやすいと、一般的には言われています。また、直接人体に触れる時間が長く、様々な体型の人が使用するので、最もデザインするのが難しいアイテムです。

別の椅子の前脚の接合部分です。一般の人は見過ごしてしまう部分かもしれませんが、非常に高い技術が使用されています。この辺りの作りは、日本でもトップレベルの技術を誇るカンディハウス社の製作ならではの、精度の高い仕上がりとなっています。

これまでに発表されているコレクション以外に、シンプルなデザインのスツールが新作商品として展示されていました。

座面と脚のカラーバリエーションが豊富なスツールで、とても使い勝手が良さそうな感じです。様々なバリエーションを積み上げてレイアウトされていたのですが、いったい何パターンの組み合わせがあるのでしょうか?
【Furniture of Kijuro Yahagi 矢萩喜從郎の家具展】
2008年9月9日[火]-9月13日[土]
11:00-20:00[会期中無休]
ヒルサイドテラスF棟/ヒルサイドフォーラム[入場料無料]
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8ヒルサイドテラスF棟1F
TEL:03-5489-3648[会期中のみ]
協力:株式会社カンディハウス/ヒルサイドテラス
(Ken Nozawa)
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