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確かにアイリの言うとおりかも…
いつどんな人がライバルになるかなんて運命を決めてる神様にしかわからないこと。

「マリア。」

「あ、お父さん。どうかした?」

「成績、上がったそうじゃないか。」

「そうなの♪マナーとかもちょっとくらいなら分かるし♪」

「じゃあ来月のパーティーも大丈夫そうだな。」

「パーティー?」

「今の国はうちもいれて5つの城の者たちの力でできている。それは知ってるな?」

「うん。」

「その城の者たちと手助けをしてくれている者、そのた諸々と次城を次ぐ、マリアやアイリのような者たちとその兄弟と、それに付き添う者が集まるパーティーが来月にあるんだ。」

「それにでると?」

「あぁ。大人たちは午前中だけパーティーに出て、あとは会議だがな。」

「へぇ~それで?」

「今月は勉強以外の時間はマナーと英会話の時間にしてほしいんだが…」

「まぢかぁ…剣道も柔道も空手もぜ~んぶ?」

「あぁ…なんせパーティーまで時間がないからな…」

「いつ決まったことなの?」

「昨日だ。」

「え゛」

「最近国の状況があまりよくないとの連絡があってな。」

「そっか…んまぁ頑張るよ!」

「そうか。よかった。」

「んじゃ♪」

カツカツ

「エレナ…」

「ふふっあの子も成長したわね。」

「あぁ。」

マナーかぁ…ある程度なら分かるけど英会話…無理だなぁ…
それに剣道柔道空手(以下略が出来ないのがなぁ…
…やるっきゃないっ!!
…アイリもなのかな?
あとで電話してみよっ




あれからあたしは勉強も頑張ってたし、カインともうまくいっている。…はず…
そんなある日

「たっだいまぁ!!カインカインカインカインカインカイン!!カインはどこだぁ!!」

「静かにして。」

「おわっ!!ユリねぇ!!カインしらないっ?」

「カイン君ならまだ帰って来てないわよ。」

「マヂかぁ‥」

「ただいま。」

「おっかえり!!あのねあのね今日のぬきうちテスト全部80点以上!!」

「え"」

「ほらっ。」

ガサ

「頑張ったな。」

ナデナデ

…そんな風に、優しくしないでよ…っ

「じゃあ今日は勉強も剣道も休んでいいぞ。」

「剣道とかのはお父さんに言わなきゃ…」

「俺から言っとくよ。」

「ありがとっ♪んじゃああたし、アイリんとこ行ってくるね♪」

「あぁ。」

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「お!アイリ♪」

「あれ?マリア稽古は?」

「まさか…サボリ?」

「ちゃうっ!!休みっ♪応援に来たゼ♪」

「リナ!!マリアも来てくれたんだしっ」

「えぇ。」

「確か…小学校の時アイリの家に行って好きになったんだっけ?」

「うん。ハルキには他に好きな人がいるかもしれないけど、気持ち伝えないで後悔するのだけは嫌だから。」

「リナらしいや。とりま頑張ってね!!」

「応援してるよ!!」

「うん。じゃあ、行ってくるね‥」

「マリアもさぁ早いうちにカインに告白しないととられちゃうよ~。カイン一応モテるんだからさ。」

(まぁ本人が気付いてないだけでマリアもモテるんだけどね。)

「う…だ、だってぇ…」

「あーうん、そーだね。」

「ひでぇ…」

「そうかしらぁ♪あっ。」

「ん?あ…」

「うまくいったみたいね。」

「ね♪ラブラブ♪」

「次はマリア、あんたの番だよ。」

「う…まだ…無理…」

「まだ…ってことは?」

「近い未来にでも…」

「未来って言ってる時点で遠い気がするけど…まぁマリアらしいか?」

「そう?」

「アハハ♪」

そう言って笑ってられる日が長くつづかないとも知らずに…



ふぅ~
気っ持ちよかったなぁ♪

バシン!!



バシン バシッ!!

あ…

「っ…はぁはぁ」

カイン…自主…練…?

「…あ」

毎日あたしの勉強に付き合って、自分の勉強もして、筋トレもして、他の執事たちに手合わせしてもらって…自主練もしてたなんて…

「カインッ…ゴメンッ!!」

「?なにが?」

「ほら、さっき『剣だけを握ってる人とは違う』って…」

「あぁ。」

「ゴメンね。こんなに練習頑張ってたなんてしらなくて…」

「別に。気にしてない。」

「ゴメンね…」

「そんなに謝るんなら今手合わせしろ。」

「え゛お風呂出たばっか…」

「いいから。」

「汗かきたくないしぃ~」

「終わってからシャワーあびればいいだろ。」

「えぇ~?」

「ほらっ」

「むぅ~…うぃ。」

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パァン パァン

「思ったより強いな…」

「まぁ心読めるしね。」

「うわ」

「読心術身に付けたからね♪」

「せけぇ。」

「ふはははははwww」

「その笑い方からして姫とはとても思えないな。」

「いいもん。姫って好きじゃないし。」

「?なんで?」

「好きじゃないの。」

「マリア姫ってのも?」

「うん。なんかね、マリアって呼ばれると、この人はあたしを姫としてじゃなくて、“マリア”として見てくれてるんだなって思うの。」

「ふ~ん。じゃあ俺もマリアって呼ぶわ。」

「…うん♪ありがとう♪んじゃあ次は柔道ねっ♪」

「はぁ?」

「はいはい、柔道着に着替えてね♪」

「俺普通に素人なんですけど。」

「手加減してあげるからさっ♪」

「女に手加減してもらうほどの屈辱はない。パス。」

「えぇ~いいじゃ~ん。」

「嫌だ。」

「じゃあ武術♪」

「だからパス。」

「チェッ」

プッ

「ハハハハハハ♪」

「アハハハハハ♪」

その日の夜しばらくは道場から笑い声が響いてたとか…♪