4か月ぶりの自宅 | 私の作る道

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石橋を叩き割らんばかりの生き方から自分の生きやすい道を歩めるようになるまで

昨日、久しぶりに家に帰った。



滞在時間1時間ちょっと。



これから電動ベットをおくこととか考えて、掃除や物の移動を一生懸命してくれたんだろうな。



玄関の階段も松葉杖で登ることができた。



トイレや浴室の出入りは杖や歩行器で訓練どおりできた。



そもそも、病院からの行き帰りも含めて、2時間ちかくベットを出て過ごすのが初めてだったけど、疲労感より、久しぶりの帰宅を味わっていたらあっという間だった。




それでも、「滞在」と「生活」は違うから。



湧き上がってくる不安。



これから少なくとも1年は松葉杖で生活する。



それは一生続くかもしれない。



歩いているとき常に誰かに見てもらわないと不安。


ベットからの立ち上がりはどうするのか。


着替えや、装具のつけ外しが自分でできない。


何を着て、何を履いてすごす?


今回手すりの位置を決めたけどあれだよかったのだろうか。






退院する準備が進むほどに、自分が以前のように出来ない部分に目がいく。



あれは、これは、どうしよう。



一人で出来なくはないけど、ものすごく時間がかかること。


出来ないから、手伝ってもらうこと。


今は若い病院スタッフが交代でついていてくれるけど、家族は交代要員なんていない。







解決しなくちゃ!


いや、もう何度も考えたけど未知のことで分からないんだからぶっつけ本番で試行錯誤しかないよ。


今ここで出来ることを。


いやでも、あと1ヶ月。解決しなくちゃ!




もうほんとうに頭の中が忙しい。






体も、脳みそも、だんだん今の仕様に慣れて適応してくる。



思いつきで動けなくなった分、たくさん変化して1日1日生き延びてくれた。


生かしてくれて、ありがとう。私も、まだまだだけど、体の変化に追いつけるようにやってみるよ。