シロキツネノサカズキモドキ世間ではいつの間にか、ソメイヨシノから八重桜に移り変わっていたこの時期の楽しみは野山での山菜とりタラの芽木を傷つけないように、優しく「ポキッ」と収穫する。早めの採取は、他所から来る手荒なハンターから木を守る意味もあると思う。そんな中、足元の小さなキノコに気が付いた。シロキツネノサカズキモドキ!図鑑でしか見たことがなかったが、突然の出会いに胸が高鳴る。小指の先ほどのサイズ。椀は鮮やかな朱色。外側は白い毛に覆われている。子嚢菌であり、ツバキキンカクチャワンタケと並んで春を代表するキノコである。「モドキ」ではないシロキツネノサカズキも存在するが、外見に差は無く夏に発生し、胞子が一回り大きいらしい。
ハルハラタケ雨上がり日没前の岡山城。さっきまでしつこく雨が降っていたがようやく青空を見ることができた。岡山城は、第二次対戦で焼失後昭和40年代に再建。中には入れなかったが、展示物が充実しているらしく、また機会があればお邪魔したい。後楽園につながる散歩道。フェンス越しの園内には椿の花が絨毯のように敷き詰められている。きっとツバキキンカクチャワンタケもいるのだろうな。草むらの中には、白い大きなキノコ。おそらく、これはハルハラタケ。ヒダが黒く、極めて密。ハラタケ科の特長である。
ヒラタケの日晩秋のキノコ狩り。ヒラタケが爆発している倒木があると聞き現場へ急行。なるほど、確かに巨大な倒木からヒラタケが爆発している。しかも良型。虫もほぼ無し。もちろん、コブもなく引き締まった個体が多い。そして地味な収穫作業に従事する。この倒木だけで、2時間近く費やした。趣味の範疇を超え、労働と思えるくらいの作業量だ。それにしても、壮観な眺めだ。小さなクリタケも生えていた。来週あたりは森の主役になっているかも。倒木の下にシメジのようなキノコ。なにか分からないけれど、可愛らしい風貌を記録に残す。本日の収穫。「こんなに採ってどうすんだ」などと言いながら嬉々としたキノコ狩りだった。うまく冷凍すれば年末まで使えるかも。森の恵みに、深く感謝である(^^)