下の子供が小学校にあがるくらいまで、夫婦喧嘩は多かった…。


すごく仲の良い夫婦だと思われているから、いまだに驚かれるけど、家出をしかけたこと数知れず…。


いつも、途中で捕まって断念してたけど、旦那様の方が道に詳しかったから、ルートを変えてもすぐ捕まるんだよねぇ‥。


子供たちがみんな小学校にあがると、格段に夫婦喧嘩は減った。


…子供たちが、父親の地雷ポイントを覚えた事と(グズる)という旦那様に最も理解出来ないことが無くなったからだと思う。


旦那様が子供に暴言を吐いたりしないかぎり我が家はいつも仲良し夫婦だった。


だから、子供たちが実家などに泊まりに行った日は、まず夫婦喧嘩なんてないし、子供がいると旦那様に構っていられない分、こういう時にはずっと旦那様の側で常にアンテナを張っている。


喉渇いてないかな?
お腹すいたかな?

なんか話しかけた方が良いかな?

隣にいるだけでそっとしといた方が良いかな?


…で、とりあえず、足か腕かどこかが触れている状態で様子見。


旦那様は気にかけられてるって実感すると納得するらしく、とくに何か要求する事もなく、自分はゲームかなんかをしながら、


『マリア?』

『マリア?べつに呼んだだけ☆』

って私を確認するだけって事が多かった。


子供たちが小さかった頃は、この時間が旦那様にとって必要な大事な時間だったのかもしれないなぁ…。
旦那様は機嫌にムラがあって、機嫌がいい時は子供とよく遊んだ。


逆に機嫌の悪い時は子供が一声発するだけ・そばに寄っただけで
『うるさいっ!』と怒鳴りつけた。


いつ機嫌が悪くなるかわからないので、次第に子供は様子をうかがうようになった。


子供たちが少し成長して、ちょっとしたイタズラや兄弟喧嘩をしたとき、旦那様は
『ぶっ飛ばされてーのかむかっ』

と言うことが増えた。


こればかりは見逃せなくて、子供たちの前で旦那様にダメ出しをするようになった。



『アナタのは叱っているんじゃなくて、怒りの感情をぶつけているだけ!!叱る気がないなら子供たちに何も言わないで!!』


『親として叱るのなら、何がいけないのか、何故いけないのか、これからはどうするのかを話して!!』


『親だってことを自覚して!!』



……今になってみると……。
……私どんだけっ!って突っ込みたくなるくらい、偉そうな自分が恥ずかしいけれど、


このころは本当に必死で…
(ちゃんとした親にならなくちゃ)ってがむしゃらだった