新書という棚に行けば、魅力的なタイトルを掲げた、未知の分野への扉が無数に並んでいる。
新書を読むことが「最高の暇つぶし」だと確信している理由
おそらく多くのジャンルには、新書という形態がなければ触れなかっただろう。
法律、科学、芸術とジャンルは様々だ。
実際に読んだジャンルなら、もっと多岐に渡る。文学史、哲学、政治、経済、旅、芸能、美術、歴史、建築などなど。
書店ではジャンルごとに棚やフロアが分かれているため、興味がなければその棚には行かないし、興味があっても、専門書も膨大にある棚から適切な入門書に辿り着くのは難しい。
だが、新書ならば、未知の分野であったとしても手頃で面白い本に出会いやすい。
新書という棚に行けば、魅力的なタイトルを掲げた、未知の分野への扉が無数に並んでいる。
おかげで、私は色々な分野に出会え、最高の「暇つぶし」ができ、おまけに色々な知識も身につけた。
新書様様である。
渡辺 祐真
新書を読むことが大好きで、学生時代には新書を読み漁って3000冊を読破したいう書評家・渡辺祐真さん。
どうして新書にハマったのか? 新書の面白さとは何か? そして、若い人にこそ新書をオススメする理由とは?
を語ってもらった。