●ほとんどのことは「不運」と「幸運」によってものすごく大きく左右されるのだから、常に、「不運」には備えなきゃいけないし、「幸運」を試掘し続けることも、「幸運」からの収穫を最大化することも、やり続けないといけないのです。
●運ではなく、「運以外の何か」によって、「不運」のダメージを最小限にし、「幸運」からの収穫量を最大化し、新しい「幸運」の鉱脈を試掘し続けなければいけないのです。
そうすると、周囲の人々から「あの人は運がいい」と思われるようになります。
それをやらないと、「あの人は運が悪い」と思われるようになります。
●会社でも、個人でも、不運は、ほぼ確実にやってきます。サイコロを振り続ければ、いつかは1が出るのがほぼ確実なのと同じです。
だから、不運に備えるために、できるだけたくさんのキャッシュを、蓄えておく必要があるのです。
不確実性が高くなればなるほど、「不運引当金」は多く積み上げなければなりません。
不確実性の高い時代には、誰に何と言われようと、「不運引当金」を積み上げた者が生き残るのです。