フロー状態に入る条件は? | 好きなことだけで生きられる

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こちらの記事からの抜粋です。



「どうすればもっと没頭できるようになるのでしょうか……」


 という人は、成長し続けるためのガソリンをどうやって充填していくか。先にキーワードをヒトコトで言ってしまうと、「没頭」です。


 「没頭」しているとき、人はいくらでも頑張れるという心境になれます。時間の感覚は曖昧になり、疲れを感じることなく集中して取り組むことができる。


この状態で働ければ仕事のパフォーマンスや生産性も最大化できますので、以前から「どうすれば没頭できるか?」についての研究が多数行なわれてきました。


目標が明確で、迅速なフィードバックがあり、そしてスキル〔技能〕とチャレンジ〔挑戦〕のバランスが取れたぎりぎりのところで活動している時、われわれの意識は変わり始める。


そこでは、集中が焦点を結び、散漫さは消滅し、時の経過と自我の感覚を失う。


その代わり、われわれは行動をコントロールできている感覚を得、世界に全面的に一体化していると感じる。


われわれは、この体験の特別な状態を「フロー」と呼ぶことにした。


 整理すれば、私たちは「没頭=フロー状態」(と今回はシンプルに定義しておきます)に入ることで加速的に成長できるわけですが、


その条件は「チャレンジングだが決して不可能ではない題材に取り組むこと」です。


それと、もう1つ別の観点から、自身が没頭できる対象を自覚するヒントについて学び取れたポイントがありました。


趣味はテレビよりも約二・五倍、高められた楽しみの状態を生み出しやすく、活動的なゲームやスポーツは約三倍以上である


 この引用文を挙げた理由は、「趣味のほうがフローに入りやすい」「スポーツは特によい」「活動的ならゲームでも構わない」といったことを言いたいからではありません。


重要なのは、「高められた楽しみ」という独特な言葉です。


 これは「能動的に、主体的に、自らの意志で積極的に楽しみにいく」といった意味だと解釈してみてください。


 「受け身で、ただ漫然と取り組んでいるうちはフローには入れない」ということです。


 たとえば、ディズニーランドやUSJに行って、あるいは何らかのエンターテインメントに触れてただ「楽しませてもらっているだけ」では受動的であり、能動的に「高める」要素がありません。


 一方、夢中になってアトラクションのバックストーリーを調べたり、モチーフになっている作品を片っ端から鑑賞して味わったりするのであれば、その楽しみは高められたものへと変貌していきます。


 仕事も同じで、指示待ちで受動的に働いているうちは、没頭モードに入ることができません。


 自分なりに調べたり、能動的に考え、工夫したりするなかで、私たちは自身の担当業務に「高められた楽しみ」を見出すことできる。その過程で没頭するからこそ、疲れを忘れていくらでもその仕事について極めていくことができるわけです。


 没頭の度合いによって成長の質やスピードが決まってしまう以上、最後はどれだけ自分が仕事や探求しているテーマに「好奇心」を見出して過ごせているかにかかっています。