最強の身体能力のカギは"○○スキル"にある | 好きなことだけで生きられる

好きなことだけで生きられる

「好きなことをしてそのことを発信しつづけると、そこに人とお金が集まります」by立花岳志
■当ブログの目的は2つだけ
●1つ目、習慣化 自分の好きなことを見つける。
●2つ目、出会い 気の合う仲間との出会いの場。

最強の身体能力のカギは"脱力スキル"にある


こちらの記事から抜粋 


「ケガに悩まされることなくハイパフォーマンスを発揮できる選手に共通する“最強の身体能力”のカギは“脱力”にある」


「スポーツの世界でハイパフォーマンスを発揮できる選手とそうでない選手、その違いはどこにあるのか?」


その答えが、本稿のテーマである「脱力」にあります。


脱力スキルは単に力を抜くことを指すわけではありません。


ベッドに寝て脱力することと、スポーツの動作中に脱力できることは大きく異なります。


<階層1:単なる脱力>

床に寝ている状態などバランスが安定した姿勢での脱力。競技中のように脱力状態から急激に動くことを前提とせず、とにかく全身の筋肉の緊張を抜いている状態です。

<階層2:姿勢保持の脱力>

(静的脱力)

立った姿勢や構えなど抗重力バランスをとっている状態での脱力。同時にいつでもすぐに動ける状態を前提とした脱力程度を指します。

<階層3:動作中の脱力>

(動的脱力)

歩行中や競技動作など、動作の中で「抜くべき部位」を脱力すること。脱力トレーニングではこの階層3の状態を目指します。


これら3つの階層は階層1から3に向かって影響します。つまり床に寝た状態で脱力できない人に立った状態で脱力を要求することは不可能ですし、動作中に脱力できる人は単に立った状態で間違いなく脱力できているということです。


いきなり階層3の脱力を目指すのではなく、自分がどの階層の脱力であればできるのかをまず把握しましょう。それから1つ上の階層の脱力、すなわち「今の自分にとって少しむずかしい脱力」を徹底してトレーニングすることが、脱力スキルを向上させるポイントで

す。


脱力トレーニングは、次のような4つのフェーズ(段階)で行います。


フェーズ0:腹圧の向上と力を入れるべき部位への刺激(準備状態の整備)

フェーズ1:ストレッチ系(安定した状態での脱力練習)

フェーズ2:揺らす系(力の抜き入れの切り替え練習)

フェーズ3:落下系(急脱力によって重力を利用する練習)


脱力トレーニングは取り組みやすいフェーズ0から順番に行い、何度も繰り返してください。


脱力スキルには「ここまでいけたら完璧」というゴールはありません。そういう性質ではないのです。


トレーニングが簡単に感じても決して軽視せず、気楽にかつ真剣にやってみてください。フェーズ0にも、1にも必ず発見があると思います。


筋力トレーニングと脱力トレーニングをうまく組み合わせ、高いパフォーマンスを生み出しつつ、ケガをしにくい体をつくりましょう。