「成果を出す人」と「成果を出し続ける人」の違い
初速を早めるためにはどうしたらいいか。まずは心理的なハードルを下げることがすごく重要だと思うんですよ。
ちょっとハードルが上がると行動ができない。手を止めてしまう。
この「たった何分」を、自分に言い聞かせるんですよ。終わらなくてもいいの。
2分だけやってみる。仕事を終えることじゃなくて、「2分手掛けてみることをゴール」にしてみるの。
「2分、終わった。メモしたノートが見つかった。翻訳のやり方もわかった」。
これでスイッチが入る確率が高いんですよ。
そこで1回、グミを食べてもいいですよ。
コーラを飲んでもいいですよ。
コーヒーを飲んでもいいです。
「よし、やろう」と。
ちょっとやってみると、「意外とできそうだな」「こうやればわかるんだな」というプロセス、「How」がわかるから不安にならないんです。
乗ってくると、モチベーションが上がってくる。これが「作業興奮」なんですよ。モチベーションが高まってから仕事をするんじゃなくて、仕事をしていたらモチベーションが高まってくるんです。
この「2分だけちょっとやってみる」を続けていると、やめるのがだんだん辛くなってくるんですよ。「2分乗ってきたからやめるの嫌だ」みたいな。その経験が重要なの。
初速を上げるために、初速を高めるために、出だしを早くするために、心理ハードルを下げる。心理ハードルを下げるために、「ちょっとこれ、2分だけやってみよう」を、ぜひトライしてください。