
こちらの記事からの抜粋です。
私は、著書を通じて「ちゃんと読む」「ざっと読む」というふたつの読み方を提唱しています。
「ちゃんと読む」とは、自分の意識のすべてを文章に向け、書かれていることの背後にある意味までしっかりと読み取る読み方のこと。こういう読み方でなければ、内容を頭にインプットすることはできません。
「ちゃんと読む」ときには、「楽しむ」ことも重要なポイントです。なぜなら、楽しめる人間こそが一番強いからです。
「楽しい!」と感じているかそうでないかで、インプットの質やそれに必要な時間にも大きな違いが出てくるから。
人からすすめられた本は読まなくていい
ビジネスパーソンの場合、上司や先輩から「この本、すごくいいから読んだほうがいい」と、本をすすめられることもよくあることです。
そういった本は、基本的には読まなくてもいいと私は考えます。
「楽しい!」と思えなかったなら、読むべきではありません。義理立てのために我慢して読むことになり、その本から得られるものはほとんどないからです。
人からすすめられたものなどではなく、自分の感覚を信じて自分にとっての「おもしろい」「いい」ものを見つけなければ、自分のためになることはありません。
(面白くなければ)さっさと見切りをつけて捨てたり売ったりするほうが賢明です。なぜなら、その本は自分にとって価値がない本だからです。
そのような、買った本を読まなかったということだって、あなたにとっての貴重な経験です。「これは読むべきものではない」と判断をする知的行動をしていることにほかならないからです。そうした経験を積み重ねて、本を選ぶ自分の感覚が磨かれていきます。
私は、読書に関しては「食べ残しは美徳だ」と考えています。たとえ「偉い人が書いた本」だとしても、読み始めてみて「自分には合わない」「必要ない」と感じたのであれば、読む理由も意味もありません。そんな無駄なことに時間を使うのは、それこそ人生をドブに捨てているのと同じだと思うのです。
以上が引用です。
全く持って共感しました。
すすめられた本も面白くないと感じた本も読む必要はないのです。
つまり、今、自分が面白いと感じたものだけを読めばいい。
本だけではないように感じます。
人生は有限です。
自分の時間を大切に。
」
読む前より読んだ後、少しでも自分を好きになれるブログ「好きなことだけで生きられる」でした。