フレデリック・ワイズマンの映画が早稲田松竹で上映されています。
4月23日から4月29日までです。
上映されている作品は、3作品です。
ボストン市庁舎
フレデリック・ワイズマン監督作品/2020年/アメリカ/274分(途中休憩25分あり)/DCP/ビスタ
ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス
フレデリック・ワイズマン監督作品/2016年/アメリカ/205分(途中休憩10分あり)/DCP/ビスタ
ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ
フレデリック・ワイズマン監督作品/2015年/アメリカ・フランス/189分/DCP/ビスタ
この中で見たのは、「ボストン市庁舎」のみ。
今回は見に行けませんが機会を見つけて是非とも鑑賞したいです。
こんな人です。
マサチューセッツ州ボストンに生まれる。イェール大学ロー・スクール修了後、パリでも法律を学び、帰国して弁護士になる。軍隊生活を経験した後、弁護士として働きながらボストン大学やハーバード大学で教鞭をとった。
1963年にシャーリー・クラーク監督作品『クール・ワールド』をプロデュースする。1967年に初監督作『チチカット・フォーリーズ 』を公開する。
1971年、現在も活動の拠点とする自身のプロダクション「ジポラ・フィルムズ」(Zipporah Films)を設立。「Zipporah」は彼の妻の名からきている[1]。
その作品は。
ドキュメンタリー
- チチカット・フォーリーズ Titicut Follies(1967年)
- 高校 High School(1968年)
- 法と秩序 Law and Order(1969年)
- 病院 Hospital(1969 or 1970年)
- I Miss Sonia Henie(1971年)
- 基礎訓練 Basic Training(1971年)
- エッセネ派 Essene(1972年)
- 少年裁判所 Juvenile Court (1973年)
- 霊長類 Primate(1974年)
- 福祉 Welfare(1975年)
- 肉 Meat(1976年)
- パナマ運河地帯 Canal Zone(1977年)
- シナイ半島監視団 Sinai Field Mission(1978年)
- 軍事演習 Manoeuvre(1979年)
- モデル Model(1980年)
- ストア The Store(1983年)
- 競馬場 Racetrack(1985年)
- 多重障害 Multi-Handicapped(1986年)
- 聴覚障害 Deaf(1986年)
- 適応と仕事 Adjustment and Work(1986年)
- ミサイル Missile(1987年)
- 視覚障害 Blind(1986 or 1987年)
- 臨死 Near Death(1989年)
- セントラル・パーク Central Park(1989年)
- アスペン Aspen(1991年)
- 動物園 Zoo(1993年)
- 高校2 High School II(1994年)
- アメリカン・バレエ・シアターの世界 Ballet(1995年)
- コメディ・フランセーズ 演じられた愛 La Comédie-Française ou L'amour joué(1996年)
- パブリック・ハウジング Public Housing(1997年)
- メイン州ベルファスト Belfast, Maine(1999年)
- DV ー ドメスティック・バイオレンス Domestic Violence(2001年)
- DV 2 Domestic Violence 2(2002年)
- The Garden(2005年)
- 州議会 State Legislature(2006年)
- パリ・オペラ座のすべて La Danse(2009年)
- ボクシング・ジム Boxing Gym(2010年)
- クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち Crazy Horse(2011年)
- 大学―At Berkeley At Berkeley(2013年)
- ナショナル・ギャラリー 英国の至宝 National Gallery(2014年)
- ニューヨーク、ジャクソン・ハイツへようこそ In Jackson Heights(2015年)
- ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス Ex Libris: The New York Public Library(2017年)
- インディアナ州モンロヴィア Monrovia, Indiana(2018年)
- ボストン市庁舎 City Hall(2020年)
劇映画
- セラフィータの日記 Seraphita's Diary(1982年)
- 最後の手紙 La Derniere lettre(2002年)
ウイキペディアより
現在92歳でありますが、
被写体に向ける好奇心と作品を生み出す意欲は衰えることがありません。
ここまで精力的に作品を取り続けるドキュメンタリー監督を他に知りません。
とにかく、本当に1作品でも多く鑑賞して、ワイズマン氏に敬意を評したいと思っています。
いくつになっても好奇心を失わないことが長生きの秘訣であると身を持って教えてくれています。