白い牛のバラッド | 好きなことだけで生きられる

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少し前に観た映画「白い牛のバラッド」は2つの大きな成功しています。


評判が良かったのでずっと気になっていた映画でした。


最愛の人を冤罪で失ったとき、あなたならどうしますか――

愛する夫を死刑で失い、ろうあの娘を育てながら必死で生活する妻ミナ。1年後に突然、夫の無実が明かされ深い悲しみに襲われる。賠償金よりも判事に謝罪を求める彼女の前に、夫の友人を名乗る男レザが現れる...。ミナは親切な彼に心を開いていくが、ふたりを結びつける"ある秘密"には気づいていなかった。罪と償いが交錯した果てに、彼女が下した決断とは――。センセーショナルな大反響を呼んだ『ELLE エル』『プロミシング・ヤング・ウーマン』に続き、理不尽な社会に立ち向かう女性の姿を巧みに描いた本作。感情を揺さぶられるラストシーンは、究極の問いかけがこめられている。

監督
:マリヤム・モガッダム、ベタシュ・サナイハ
キャスト
:マリヤム・モガッダム、アリレザ・サニファル、プーリア・ラヒミサム

映画紹介ページより




なかなか見応えのある映画でした。

少なくとも2つの部分で成功しています。

ひとつは、死刑制度を考えさせる映画になっていること。

もうひとつは、映画としてよく出来ていること。

自ら主演して監督までやっているマリヤ厶・モガッダムさんの情熱に拍手を贈りたいです。

これを観たらもうイラン映画を馬鹿になんてできなくなります。

おそらくこれを作った人は相当の映画好きなのが一目でわかります。

質の高いサスペンスあり恋愛ありスリルに満ちあふれています。

それでいて、現実の死刑制度の是非を考えさせられるように作られています。

おそらく国を越えて、時を越えて観る人の心を掴んで離さない映画になるでしょう。

映画予告編




監督インタビューメッセージ

https://youtu.be/oguHFtONIl0


こんなコラムを見つけました。映画の理解を助けてくれます。

不思議なタイトルに込められた怖さ