ロブ=グリエが面白い | 好きなことだけで生きられる

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アンリ・ロブ=グリエの監督作品がアマゾンプライムにて配信されているのを見つけました。


2018年の11月に日本で未公開だった5作品を含む6作品が特集上映されました。



20 世紀の世界文学を揺るがした革命的なムーヴメント<ヌーヴォー・ロマン>の旗手として知られる、アラン・ロブ=グリエの映画監督作品を集めた特集上映「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティヴ」が11 月下旬よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて開催されることが決定 



当時、全く知らない監督でしたが面白そうなので観に行きました。


6作品観てしまいました。


観るには、観ましたが全く意味不明でした。


悶々とした状態で劇場を後にした記憶だけが鮮明に残っていただけに出来ればもう一度観てみたい気持ちが募っておりました。


その矢先に発見したアマゾンプライムでの配信に一人静に歓喜しました。


なんでも2年前にはすでに配信されていたみたいで全く気がつきませんでした。


 



今回配信されている作品は、


●「不滅の女」1963年

●「ヨーロッパ横断特急」1966年

●「嘘をつく男」1968年

●「エデン、その後」1971年

●「快楽の漸進的横滑り」1974年

●「囚われの美女」1983年


もともとフランスの作家です。


1961年に「去年マリエンバートで」で脚本を書いたのがきっかけで自身も映画を作り始めます。


今回、上から順番に見直していて、「不滅の女」から「エデン、その後」まで観ました。


あと、2作品を残すのみです。


相変わらず、わけがわかりません。


時系列もめちゃくちゃです。


自身が見た夢を映画にしたみたいな感じです。


「ヨーロッパ横断特急」は比較的見やすいかもしれません。


わけがわからないけど不思議にまた見たくなる映画です。


昔の映画ですが古臭さはあまり感じません。


うまく、ストーリーの説明ができませんがこの人の記事が少しは参考になるかもしれません。


不滅の女 シネマ一刀両断 


ヨーロッパ横断特急 シネマ一刀両断 


エデン、その後 シネマ一刀両断 


快楽の漸進的横滑り シネマ一刀両断 


映画をストーリーを消化するためのものではなく、イメージを伝える手段としての可能性を追求した映画作家だったのではないでしょうか。


夢に出てきそうな映像のオンパレードです。


きっとたぶん深い意味はないと思いますが。


変な映画であることは確かです。


時に癖になるほどの。


わけがわからない気分になりたい時はオススメです。


わかりやすい映画だけが映画じゃない。


たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はロブ=グリエの映画を見る。