ヨシタケシンスケの新刊の紹介記事を読みました。
絵本「かみはこんなにくちゃくちゃだけど」が
紹介されていました。
ヨシタケシンスケさんが沢山絵本を出しているのは知っていました。
丸みのある愛らしいキャラクターが描かれて物事を別の視点で見る見つめ方を教えてくれる大人でもハッとさせられる作品が多かったかと思います。
今回の新作も正しい逆説の使い方を教えてくれるなかなかに大人でも楽しめる作品になっているように感じました。
「いつか歌手になりたいの、かみはこんなにくちゃくちゃだけど」。そう夢を見るひとりの女の子の見開きから始まる本作。続くページにはたくさんの「けれど」が詰まっている。
「とってもステキな友達ができたの、その場所でめざしていたことは形にならなかったけれど」。「きれいなものがなにかだんだんわかってきたの、片方の目は見えなくなってしまったけれど」「ほしいものが手に入ったの、第一希望じゃないけれど」。それは、一見、とてもネガティブに見える。だが読み進めていくと、それこそがヨシタケさんらしい発想の転換マジックの仕掛けなのだということがわかっていく。
記事より抜粋
日常に起こる沢山のネガティブもほんの少しのポジティブの方に目を向ければそんなには悪く思えなくなる。
そんなことを教えてくれているようです。
コロナになってしまった。
けど、普段よりゆっくり休むことができる。
とか。
それはまるで、「禍福は糾える縄の如し」を噛み砕いて子供にもわかりやすく伝えてくれるようです。
これは早速読んでみたいです。
なんでも、世田谷文学館で、4月9日から「ヨシタケシンスケ展かもしれない」がやるみたいです。
こちらは毎日のメモが展示されるそうでこちらのチケットも早速予約いたしました。
なんだか土日は親子連れで混んでるイメージがあります。
人気のある人だから。
でも沢山の毎日のメモやスケッチを見ながら発想の原点を知れるのは楽しみです。
※禍福 かふく は 糾 あざな える 縄 なわ の 如 ごと し
《「史記」南越伝から》幸福と不幸は、より合わせた縄のように交互にやってくるということ。インターネットより