映画の本編は見ていないのに、タイトルだけが頭にこびりついている映画があります。
例えば、「こんな夜更けにバナナかよ」もそのひとつです。
確か、大泉洋が障害者役で面倒を見てくれる介護の人にわがままを言って困らせる内容です。
今月一杯で決まっている引っ越しの荷物移動もいよいよ明日で最終日を迎えました。
朝イチでレンタカーを借りて残っている荷物を運ばなくてはなりません。
一応、レンタカーを借りる時間は朝の8:00から夜の8:00までの12時間です。
まだ、半分以上残っている荷物の移動に時間内で終われるのか正直不安も残ります。
移動距離は、片道約1時間。
往復2時間。
荷物の積み下ろしもあります。
できても最大5往復、いやいや4往復がいいところではないでしょうか。
もうおそらく余裕なんて1分も残っていないはずです。
それなのに、なんの因果が、見れる余裕などないはずなのに前日の夜に、DVDをレンタルしてくるバカがいました。
映画は、だいたい2時間。
1本分だけならまだしも、2本も借りていました。
本人的には、その日の夜と、次の日にレンタカーを借りに行く前に観る段取りをたてました。
本人が都合よく立てた計画ほどもろいものです。
結局、仕事で疲れた身体での映画鑑賞ほどつらいものはなく、何度も居眠りをこき、そのために場面を巻き戻して見るのを繰り返すことに。
あきらめて寝ることにしました。
次の日の朝に、もう1本の映画に手をつけました。
こちらはなんとか観ることができました。
でももうレンタカーを借りに行く時間です。
2本借りて、見れたのは1本でした。
疲れている時には映画どころではありません。
睡眠不足vs映画
睡眠不足>映画
どんなに見たかった映画も睡眠不足の前には歯も立ちません。
その時に思ったのが、「こんな寝ぼけに映画かよ」のタイトルもどきでした。
さてさて、引っ越し、引っ越し。
立ち止まっている余裕はありません。
ちなみに、借りた映画は、
「クーリエ 最後機密の運び屋」と
「モロッコ、彼女たちの朝」でした。
「クーリエ」のほうが何度も寝ぼけたのでどんな話かわからず、
「モロッコ、彼女たちの朝」は最後まで観れて傑作でした。