
「黒沢清、21世紀の映画を語る」
それぞれ、
映画について語られた講演がまとめられています。
映画とは
どういうものか
映画の定義、
ワンカットにこだわるのか
自身の映画の裏話や
他の監督の映画の気になるシーンなどを
交えて語られています。
内容紹介
映画とは何か、映画監督とは誰か、映画館とはどんな場所か?
20世紀のスクリーンに掛けられたそんな巨大な疑問符に向けて、黒沢清が語りつくす21世紀の映画論。
ソウルやアメリカ・イェール大学など、海外での講演を含め、2006年から09年までに行った12の講演を載録。
小津安二郎、大島渚からスティーヴン・スピルバーグ、フェデリコ・フェリーニまで、東西の監督たち、映画たちについてひとりの監督の立場から語りつつ、映画の未来を見据える講演集。
著者について
■黒沢清
1955年兵庫県神戸市生まれ。83年『神田川淫乱戦争』で商業映画デビュー。2000年には、パリを初めフランス数ヶ所で『CURE』『ニンゲン合格』『カリスマ』が公開され、カンヌ国際映画祭『ある視点』部門に出品された『回路』は、国際批評家連盟賞を受賞した。その後の作品に、『アカルイミライ』『ロフト』『叫』『トウキョウソナタ』などがある。現在、日本で最も重要かつ著名な監督として世界の熱い視線を浴びている。著書、関連書籍も多数。
アマゾンより
黒沢清の映画好きの人ならなおさら興味深い内容が満載です。
そうでない人も、映画監督がどんなことを考えて映画を作っているのかがわかって面白いかと思います。