
「読みたいことを、書けばいい。」
田中泰延著
ダイヤモンド社
まず、本のタイトルを見て、
興味をそそられました。
表紙もシンプルです。
タイトルと著者名と出版社名が書いてあるのみ。
中身もはじめにまず
あなたはゴリラがと尋ねる文章で始まります。
目次を見れば
なんのために書いたか
なにを書くのか
だれに書くのか
どう書くのか
なぜ書くのか
とあります。
心に残ったことは2つありました。
自分が読みたいものを書く。
自分が面白くもない文章を、他人が読んで面白いわけがない。 P6
ライターの考えなど全体の1%以下でよいし、
その1%以下を伝えるためにあとの99%以上が要る。P148
以上の2つです。
あたりまえのことではありますが
自分が面白くないものは
他人も面白がれるはずが
ありません。
なぜかそんな大切な基本的なことを
再認識させられました。
あとは、調べることの大切さです。
99%を調べることに使って
自分の考えは1%だということに
衝撃を受けました。
書く対象について調べ尽くす
ことか
ここまで
大事なのだと。
自分が読みたくて、自分のために調べる。
それを書き記すことが人生をおもしろくしてくれるし、自分の思い込みから解放してくれる。
何も知らずに生まれてきた中で、わかる、学ぶということ以上の幸せなんてないと、私は思う。 P247
読みやすいように
活字は大きめで
興味を引く
構成でまとめられて鋳ます。
書くことに対しての真摯な姿勢と
熱い思いが詰まっている一冊です。
読んだ人を本気にさせる力が
込められています。