あらすじ
傷だらけのぼくらが見つけた明日――
「全米で最も惨めな町」イリノイ州ロックフォードに暮らすキアー、ザック、ビンの3人は貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードにのめり込んでいた。スケート仲間は彼らにとっての唯一の居場所で、もう一つの家族だった。そんな彼らも大人になるにつれ、さまざまな現実に直面し段々と道を違えていく。カメラは、明るく見える彼らの暗い過去、葛藤を抱える彼らの思わぬ一面を露わにしていく――。
「全米で最も惨めな町」イリノイ州ロックフォードに暮らすキアー、ザック、ビンの3人は貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードにのめり込んでいた。スケート仲間は彼らにとっての唯一の居場所で、もう一つの家族だった。そんな彼らも大人になるにつれ、さまざまな現実に直面し段々と道を違えていく。カメラは、明るく見える彼らの暗い過去、葛藤を抱える彼らの思わぬ一面を露わにしていく――。
「フィルマークス」映画解説より
スケボー仲間だからこそ
撮れたドキュメンタリーだと思いました。
カメラを構えるビンの前で
キアーも
ザックも
自分の思いを率直に語っています。
12年間に渡り
彼らを撮り続けた中に
見えてきた世界を
見えてきた想いを
ドキュメンタリーとして
まとめています。
貧しく父親からの暴力を受けた彼らの姿を
カメラはありのままに
見つめています。
それぞれが
それぞれの形で過去を受け止めて
前に進んでいきます。
たとえ
行き止まりの世界に
生まれても
どう生きるかは
自分次第で
あると。