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芸人の矢部太郎さんが描いた自分が住む部屋の一階に住む大家さんとの交流を描いたマンガです。
次第に評判を呼ぶようになり、2017年10月に発売された単行本は21万部を突破し、2018年4月には第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞している。これは同賞としてはお笑い芸人および本職の漫画家以外が作画した作品として初の受賞となった。
「矢部太郎」ウィキペディアより
「大家さんと僕」は、「大家さんと僕 これから」と続編も出ています。
パラパラマンガで有名な鉄拳との対談の中で、最初「大家さんと僕」を読んだ印象を物足りないと感じたが一冊通して読んだときにその物足りなさがちょうど良かったと言っていました。
そして、構成の素晴らしさをほめていました。
「鉄拳さんと僕」を描いてほしいとおねだりもしていました。
実際、矢部太郎は「大家さんと僕」を描くまで、マンガを描いたことがなかったそうですが、絵本作家である父親との生活を描いた「ぼくのお父さん」を読む限り、なかなかおもしろく表現されており、他のマンガも期待できると感じました。
天性のものかお笑いをやっている経験からかそのマンガの表現も真面目な所だけでなくさりげないユーモアを優先しているところが多くの人から親しみを持たれるところかもしれません。
お笑いの活動よりも今はマンガの方が忙しいそうですが、本人は、描ければ80歳くらいまでマンガを描きたいそうです。
今後の活躍が楽しみであります。
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