何かをやりだすまで時間がかかります。
日に何度もそう思います。
すぐにやるのがいいのはわかっているつもりですし、
そうしようと思ってはいるのです。
多少言い訳がましいのは承知の上です。
でもその思いはとどまることを知りません。
面倒くさい。
何度思ってもきりがないくらいに
しばらくすると思い出したようにまたそう思うんです。
でもこんなことを思ってもいるのは自分だけかもしれないので、
正直あまり真剣に受け止めないで欲しいんですが。
もしかして面倒くさいと思うのは、自分だけのせいではないのではないかと。
もしかして面倒くさいと思うのは、
その度に、ああ、あいつがやって来たんだと感じるのです。
そいつの名前は、ズボラーマン。
勝手にそう呼んでいます。
そいつは、きっと誰の目にも見えない体でそばに来て、耳元でこうささやいているんです。
今、やらなくてもいいんじゃないかと。
ほっとけば、自分がやらなくてもきっと誰かがやってくれると。
ああ、だから、なんだか今日はやけに面倒くさいと思うなと感じたらそばを見回してみないといけない。
怠惰なそいつの存在を感じるかもしれないから。
気をつけて。
あなたも狙われているかもしれない。
ちなみに、「白黒つけるぜ」のゼブラーマンとは何の関係もありません。