この本の著者は経営コンサルタントです。
タイトルが気になって読んでみようと思いました。
20年前に初めて読んだ時にも学ばせてもらいました。
最近、再読した時も時がたっても変わらないその内容に目から鱗が落ちました。
何か新しいことを始めたとしても最初のうちはなかなか思ったような成果や結果が得られないものです。
そんな時、怠けグセが出て今日だけはいいかとサボりはじめて、結局続かなかったという経験はよくあることです。
この本では、なかなか成果がでないことはむしろあたりまえで、それでも変わらずに続けていく中にある時急に成果が出始めるのだと書いてありました。
なるほどなと思いました。
次のことをきちんと理解してください。目標を持って努力をはじめても、最初はなかなか成果が上がらないということです。ところがそこに到達したいと思って、目の前の努力を懸命に積み重ねていくと、ある地点から急激に目標に向かって急上昇していきます。毎日積み重ねた努力の成果が、急速に上向く日がやってくるのです。成功を勝ち取った人は、みなさんこの曲線を描いてきています。この線のことを、成功曲線と言います。P122
「行動したら次の現実」
これは、目標を達成していく上で一番現実的な言葉です。わたしたちの人生は、自分自身のために行動することによって開かれていきます。自分が行動することによってしか、人生のページをめくってはいけないのです。誰かが自分のために何かをやってくれるということはありません。P129~P130
成果が出なくても変わらずに行動し続けていくことこそが飛躍的な成果を得るために大切なことなのだと納得させられました。
ただ、漠然と成功したいと考えて努力しようと思っても、どこから手をつけてよいか分からないことはよくあります。
成功するためのポイントや秘訣を分かりやすく教えてくれる本だと思います。
今回ご紹介させていただいた本は、
石原明
でした。
ご本人のブログより
こんな記事を見つけました。