「ムーンパレス」のこと | 好きなことだけで生きられる

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「好きなことをしてそのことを発信しつづけると、そこに人とお金が集まります」by立花岳志
■当ブログの目的は2つだけ
●1つ目、習慣化 自分の好きなことを見つける。
●2つ目、出会い 気の合う仲間との出会いの場。




長いか短いか
あるいはどんなジャンルであるのか
著者が有名か無名か
売れたか売れていないか
賞を取ったか取っていないか
それらを問わず

良いと思う小説の定義は、3つあります。

1.読んだ後時間がたっても心に残っているもの
2.何度も読み返したくなるもの
3.思わず誰かにすすめたくなるもの

どれか1つでも当てはまればそれは私にとっての大切にしたい作品のひとつになります。

その作家の本を初めて読んだのは、かれこれ23年前になります。

仕事帰りに、神田の三省堂書店の1階の外国の小説のコーナーで見つけて手に取ったのがきっかけでした。

買っても途中までで読むのが止まってしまう小説も少なくありません。

でも、なぜかその小説は最初の一行で引き込まれて、完読するまで時間はそんなにかかりませんでした。

内容もそうですが、たぶん、翻訳も読みやすかったのだと思います。

先の読めない展開、登場人物への共感、人生における偶然の不思議さ。

読書中は、完全に本の世界にのめり込んでしまいました。

それから、同じ著者の本を片っ端から読みあさりました。

新刊が出る度にチェックして、新作を楽しみにしています。

脚本で参加した映画や監督をした作品も友達と早速観に行ったりしました。

職場の人に勧めたり、高校生だった娘にプレゼントしたりしました。

また、読み返してみたくなりますね。

もし、興味をお持ちの方がいたらオススメ致します。

ポール・オースター
柴田元幸訳
新潮文庫

でも取り上げられていました。

Humm.magazine online テキスト より

読書エフスキー三世 ブログ記事より