東京国立博物館で開催されている『博物館に初もうで』に行ってきました
2026年は午年です🐎上野の東京国立博物館では、毎年恒例の『博物館に初もうで』が開催されていますこのイベントでは、その年の干支にちなんだ絵画や古文書、工芸品などが展示されますさらに、国宝である長谷川等伯の「松林図屏風」もこの時期に合わせて特別公開されており、入館料1,000円でこれらを鑑賞できるという、非常に素晴らしい内容です今年もさっそく、足を運んできました東京国立博物館東京国立博物館は日本と東洋の文化財(美術品、考古遺物など)の収集保管、展示公開、調査研究、普及などを目的として独立行政法人国立文化財機構が運営する、日本の最古のかつ最大の国立博物館です2025年4月時点で、国宝89件、重要文化財653件を含む収蔵品の総数は約12万件になります東京国立博物館博物館に初もうで東京国立博物館では新年恒例となっている『博物館に初もうで』が元旦から開催されています吟剣詩舞1・2・3日には本館前ステージで和太鼓、獅子舞、吟剣詩舞など、新春限定の企画も開催されました素晴らしい展示品たちお正月から博物館に多くの人が訪れるイベントですが7割くらいの展示品が撮影okです入場者の半分はご家族連れの外国人かなと思う賑わいでした国宝や重要文化財を中心に写真を撮りましたが量が多いので多くの方に関心を持っていただけそうかなと感じるものを載せていこうと思います八幡神 比売神 応神天皇 神功皇后全国の八幡宮に初詣に行く代わりに東京国立博物館で八幡神をお参りするのもいいですね鎌倉時代の慶覚の作品ですが古代の男性の正装である衣冠束帯の姿の八幡神と、髪をきれいに結い上げたふくよかな女神2体いずれも若々しく表情は強い意志を感じさせます漆工南北朝時代や室町時代の美しい漆工も見ることができます唐櫃とタライ文字もはっきり残っており漆技術の素晴らしさを感じます中国風の螺鈿技法がアクセントになっている印象的な工芸品でした蒔絵の香道具など香道具や硯江戸時代の手の込んだ作品です香道が流行したのは室町時代以降だそうですが、香を聞き当てた数によって、動かしたり取り合ったりして勝ち負けを競うゲームも楽しんだようです刀剣短刀今年の展示の特徴は刀剣が多いことだったと思います外国人にも、女の子たちにも今、大人気ですね刀剣エリアはとても混んでいました陶磁器柿右衛門の小皿や鉢大きな壺やお皿もたくさん見ることができます尾形光琳作の皿もあります海外で人気を博した有田焼は今も西洋人に人気で多くの方が写真を撮ってらっしゃいました伊能忠敬の地図九州と都城伊能忠敬による地図海岸線だけでなく川や道も丁寧で正確に描いていたことがわかりますアイヌ文化鮭の皮でできた服とタマサイアイヌや琉球の文化にも触れることができます服の写真はできれば拡大してご覧いただきたい作品です本当に魚の形のものを縫い合わせたことがわかりますタマサイと呼ばれる首飾りは19世紀の物ガラス玉を使った独特なデザインで素敵です新春特別展示千住博 「ウォーターフォール」千住博さんの大きな絵です滝は千住さんの代表的なモチーフ紅白の滝はお正月にぴったりですね神と人をつなぐ祈りのかたち 午日本に馬や飼育方法がもたらされたのは古墳時代と言われています今と比べると馬は小柄ですが長距離移動に長け、人の意を汲む馬は戦闘力を飛躍的に高める存在として王や武人に大切に扱われました荒々しい馬を得ることが武人の誉となったり戦勝祈願として神への供物になったりさまざまな祭祀に登場するようになりました馬医草子馬医草子(バイソウシ)古の和漢の馬の名医と名馬、馬用の薬に用いる薬草などを描いた鎌倉時代の秘伝の絵巻です武士と馬伝 名和長年像「名馬を持つのは武士の誉」長谷川等伯が描いた名和長年と言われていましたが近年の研究で別の方を描いたのではないかと言われている作品です遠近法がなかった❓安土桃山時代の構図が面白いですね馬のタテガミから、大切にされていた様子を感じることができます馬と神事神馬図額と競馬図扇面大切に飼育された馬は神仏への最上級の供物の一つとして重んじられました左は兵庫県の賀茂神社に奉納された狩野元信筆 神馬図額右は京都の上賀茂神社に奉納された狩野永叔筆 競馬図扇面仏教美術仏教の伝来は信仰だけでなく文化や芸術、文字の発展や普及に大きな影響を齎せました興福寺鎮檀具興福寺鎮壇具鎮壇具(ちんだんぐ)とは、寺院などを建てるときに、土地の神を鎮めるために捧げられたものですお堂や塔が長く安泰であることを願って、建物の基壇(きだん)の下に納められました興福寺からは30数種、1400点にも及ぶ鎮壇具が発掘されています金塊、砂金や延べ金などの貴金属、水晶や琥珀(こはく)、瑪瑙(めのう)などの貴石類、和同開珎、開元通宝などの貨幣があります貴重な金属、石、そしてお金を捧げることによって、土地の神様から土地を譲り受けるという考え方があったものと思われます大聖武大聖武(オオジョウム)奈良時代に書写された賢愚教です聖武天皇宸筆の伝承があり、また1行12字前後の堂々とした大字で書写されていることから大聖武と呼ばれています聖武天皇宸筆の伝承と風格ある字形から珍重され、手鑑の冒頭に押されることが定式化されるなど人気の高い古写経です仏教美術舎利の容器と曼荼羅左の写真は鎌倉時代の金銅火焔宝珠形舎利容器です密教の祈祷に使われましたが繊細な金属工芸が見事ですね右の写真は鎌倉時代の八字文殊曼荼羅です曼荼羅はたくさん出品されていました曼荼羅については全く詳しくないので絵が比較的見やすいことと重要文化財に指定されているこの曼荼羅を載せました古代に想いを乗せて安閑天皇陵から発掘されたガラス碗江田船山古墳から出土した短甲古代の物もたくさん見ることができます埴輪や石人、銅鐸、動物の骨でできた釣り針などなど個人的には一番好きなエリアです上の写真はイラン北部のペルシャから運ばれてきて、安閑天皇陵に埋められ江戸時代に安閑陵古墳で土砂崩れがあった際に出土したものといわれるガラス碗ですシルクロードを通ってはるばる日本にもたらされ天皇陵から天災によって出土されたというのは奇跡ですね下の写真は古墳時代の短甲です熊本県の江田船山古墳から出土しました東京国立博物館には江田船山古墳から出土した武器や装飾品がたくさん展示されています古代の戦さとともに朝鮮半島との密接で友好的な関係を想像させてくれましたいつも長くなってしまいすみません写真の取捨選択が難しく今回も短くできませんでした博物館に初もうで東京国立博物館の『博物館に初もうで』これほど盛り沢山な展示会はないと思います日本の美術、文化、仏教、馬、刀⚔️がお好きな方には特にオススメしますお子様が楽しめるスタンプコーナーなどもありますのでご興味があったら遊びに行ってみてください1/25までです休館日などはこちらからご確認ください最後までご覧いただきありがとうございました🌸