恥知らず -5ページ目

恥知らず

18禁でございます…

いらっしゃいませ…
アホエロスの世界へようこそ………





ユウ『頭イテェ~…体もイテェ~』



淳也『床で寝るからだよ(笑)』



ユウ『つかお前なんでいつの間に布団に寝てんだよ~(笑)』



起きたオレ達は作戦が上手くいくような気になっていた



ユウ『ヤベっあせるバイト遅刻するあせる急いで風呂入らねーとってお前準備完璧じゃんあせる起こせよ~』



淳也『何度も起こしたっつーの(笑)じゃ、オレ作戦通りもう出るわ』



ユウ『あぁ。頼む…気を付けてな』



淳也『大丈夫だって(笑)』






作戦初日は収穫無しだった



淳也『ヤツもそんなヒマじゃねーか(笑)』



ユウ『今日は着信履歴も空だったしな…いくら着拒してても履歴残るから…実はオレ1日びびってた(笑)』



淳也『あ~オレでもビビるよ(笑)まぁ何日か続けて…ヤツが現れなかったら、お前助かったっつー事だよな。』



ユウ『そうなってもらいてぇよ…』




2日目


進展無し



そして3日目




バイト先に着いたオレに淳也からの着信




ユウ『……居たのか?』



淳也『あぁ。見つけた。ユウ、計画変更だ。ヒメカ……ヤツは今お前のバイト先の近くに居る……お前の店じっと見てるよ』



ユウ『…どんなだ?ヒメカって…』



淳也『………まず…臭いで気が付いたんだよ…あの臭い…』



ユウ『ああ。』



淳也『…はぁ~。』



淳也や深いため息をついた



ユウ『大丈夫か?』



淳也『オレ…コエーよ…あれ人間なのかな…本当にオレ達と同じ人間なのかな』



ユウ『何だよ』



淳也『真っ黒なんだよ…』



ユウ『何が』



淳也『…………目。』



ユウ『え?』



淳也『オレ…臭いを…誰から漂ってるのか確認する為に…わざとすれ違ったんだ』



ユウ『………あぁ。』



淳也『そん時…見た目。光も何も無い……真っ黒な目だった…どこも見てないみたいな…あぁ何て言やぁいいんだろ……ヤベェ動き出した!!オレ…ヤツの家をこのままつけてって突き止めるから』


ユウ『止めとけよ!!今オレ店出るから!!



淳也『バイト穴空けらんねーだろ!!突き止めたら帰るから………家さえ判りゃ明日一緒に行けるじゃねぇか』



ユウ『淳也…気を付けろよ』



淳也『あぁ。………オレを誰だと思ってる?淳也様だぞ?』



淳也がわざと明るく振る舞っているのが電話越しにも解った



その時オレの後ろから店長の声が



店長『ユウ~早くしろ~』




淳也『じゃあ、家でな!!




ユウ『ああ』




オレはバイト中も気が気じゃなかった




何とかバイトを終えて急いで淳也の部屋に



途中何度か淳也に電話を入れたが留守電に繋がる



胸騒ぎがする




早く部屋に……







続く




警察官『……』




ユウ『お巡りさん!!本当なんです!!本当にドアに髪の毛がベッタリ…』




警察官『無いね…』




そう。ドアの異物は綺麗に片付けられていた



警察官『君達さ…夢でも見てたんじゃないの?あ…もしかしてお巡りさんにバレちゃまずい藥とかしてないだろうね?』



ユウ『してないっすよ!!本当なんですって!!本当に…』



警察官『…一度行こうか。もちろん任意だけど、どうする?君達』



警察官の目が鋭く光る



オレ達は薬物疑惑をかけられ尿検査までされた



警察官『悪かったねぇ。警らの者達にもよく巡回するように言っておくから…あビックリマーク早く彼女と仲直りしなさいよ』




オレは殴りかかりそうになった



それを淳也が必死で止めた



警察署を出…オレ達は無言で歩いた



ふと淳也が




淳也『ほんっとーにあてになんねーな…』



ユウ『………あぁ』



淳也『俺等で何とかするしかねぇな』



ユウ『………あぁ』



淳也『オイ!!そんな暗い顔すんなって!!何とかなるって!!つか今日は飲もうぜ!!作戦会議だ』



ユウ『……あぁ。そうだな。飲むか~』



オレ達は部屋に着いてから作戦を練った



淳也『んじゃ明日から俺バイト休むわ。で、先に家を出て近くに隠れてお前がバイト行く後をつける』



ユウ『バレねーかな』



淳也『大丈夫だってうまくやるから。で、お前をつけるヒメカをとっ捕まえる…捕まえたらすぐお前に電話すっから』



ユウ『そんな上手くいくかなぁ』



淳也『お前…いつからんなネガティブなったんだよ!!あはははは…まぁ大体の作戦できたし飲もうぜ』



オレ達は安易だった



そんな事には全く気が付かず、現実から逃げるように飲み潰れた




飲み潰れ床で爆睡するオレ達の後ろに流れるテレビからのニュース






[昨日午後2時頃、東京都豊島区の路上で30才代とみられる女性の遺☆体が発見されました
女性は頭を鈍器なような物で激しく☆殴☆打された後があり
警察が近辺を調べた所
遺☆体遺棄現場へ引きずったような後があり
近くの公衆電話がサツ☆害現場と断定されました
凶☆器は公衆電話の受話器とみられています
目撃情報によりますと犯人は帽子を目深にかぶった年齢不詳の髪の長い女性
警察はサツ☆害された女性の身元確認と共に犯人の行方を追っています]







続く




バイトを終えたオレは周りをキョロキョロ伺いながら淳也ん家に帰った



(ふぅ…つけられてる感じは無かったな…)




部屋のある4階へ



(クンッ……クセェ……つかこの臭い……まさか…)



淳也の部屋に近付いてくると…あの…臭いが強くなってきた



(嘘だろ…)



そこには見た事のある光景が



いや、それ以上だった




ドアノブだけじゃなく…ドアにもべったりと付く長い黒い髪




(嘘だろ…淳也…淳也は?)



オレは慌てて淳也に電話をした




淳也『はいよ。どした?』



ユウ『はぁぁぁぁ…無事か…良かった…本当に良かった…』



オレは泣きそうだった



淳也『あんだよ~どーしたんだよ』



ユウ『お前今どこだ?』


淳也『へ?もうすぐ家着くけど?』



ユウ『誰かその辺に居ねーか?頼む!!早く帰ってきてくれ!!とにかく気を付けてな!!』



淳也『……新婚さんかっつーの……ってオイ!!まさか…』



ユウ『……頼む!!頼むから早く帰ってきてくれ!!』



淳也『解った』



オレは部屋の前に居る事に耐えられずマンションの前に立ち尽くしていた

しばらくし、淳也が帰ってき…



淳也『何だよ何があったんだよ』



ユウ『とにかくお前の部屋に…上がれば判る』



4階に上がる



淳也『くっせぇ…』



ユウ『………』



淳也『うわっ!!何だよこれ!!



ユウ『…………ヒメカ…だよな…』



淳也『オレ、吐きそう…』



ユウ『…………オレがこれ片付けるから…お前あっちに居ていいよ…悪い…変な事に巻き込んじまって…』



淳也『……いや、大丈夫…じゃないけど…大丈夫だよ』



力なく笑う淳也



ユウ『ありがとう』



淳也『ユウちょっと待て!!これ片付けるな!!このままにして警察行こう…あの留守電も残してあるだろ?』




ユウ『それが…留守電キモくてビビって消しちゃったよ』



淳也『マジかよ…仕方ないな…でもこのドア見りゃヤバイのはきっと解ってもらえるだろ?』




そうしてドアはそのままにオレ達は警察に向かった



警察に着き…今までの事を話した



警察官『う~ん。でも君実害は無いんだよね?』


ユウ『はあ。まあ。』



警察官『取り敢えず君のその部屋の様子を見てみるか…まぁ相手は女の子なんですよね?君達は男の子だし…お巡りさんね~あんまり痴話喧嘩には顔突っ込めないんだよねぇ』




オレ達はお巡りと一緒に部屋に向かった




部屋に向かう道すがら淳也が耳打ちする



淳也(警察…こーいうのあてにならないって本当なんだな…)



オレも同じ事を思っていた




でも…




あのドアさえ見せれば…きっと解ってもらえるはず




そして淳也の部屋のある4階に上がる




微かに漂うあの臭い…




警察官『何か臭いね』




ユウ『そうなんです!!これなんですよ!!見てください!!…………えっ?』







続く