有渡田古墳群の次は総社古墳群だ。

 

群馬総社駅は上越線で高崎から2駅となる、

その駅の近くに、総社古墳群の第一群がある。第二群は3㎞南となる。

 

この古墳群には時代が異なる古墳が並んでいる。

見学したのは、方墳2つでいずれも7世紀の物だ。

 

大化の改新の頃から前方後円墳の造営は無くなり、方墳へとシフトしついには大型古墳が無くなる。

 

日本最大の方墳は、一辺80m超の小山田古墳(明日香村)だが、宝塔山古墳は1辺66mとかなりの規模を誇る。

ちなみに桝山古墳(崇神天皇の皇子倭彦命の墓、一辺90m、5c前半?)については宮内庁の範疇なので私は順位から除外している。

 

隣接している光巖寺の管理下にあったので、綺麗に保全されている。

駐車場側からは古墳の一番上に行けるが、

神社側から行くと1段目にある石室の前に行ける階段が。

裏側に石室の開口部がある。

一周回るとこうなる。

一部分に民家がありちょっと残念。

石室前はある程度広い。

長い石室は奇麗な切り石。

石棺にも洒落た工夫がしてある。

7世紀になると、技術レベルが向上しているのだ。

群馬県の豪族恐るべし。