三本松に泊まった翌日、

 

屋島まで普通列車で向かう。

駅手前で山の中腹に泉聖天尊廟が見える。

細身の多宝塔の形をしている。今回は遠目で見るだけ。

 

屋島駅からタクシーで八栗ケーブル登山口駅へ。

最初は私しかいなかったので、先頭に座る。

小さなパンタと動物的な前面がよい。

昭和39年製造のレトロな車体だ。なんと日立製だ。

車内は昔の車輛らしく、柱はなくベンチ対面シートだ。

運転席横に座ると、五剣山が良く見える。

途中でお決まりの行き違い。2号車は青だ。

山上駅到着。

 

八栗寺に詣でて戻り、下りに乗る。

行き違いを。

ポイントがないがどうなっているのだろう。

比叡山ケーブルの解説が解かりやすい。

外側の車輪にフランジが付いていて、それがガイドとなっている。

内側の車輪は幅広く、線路を渡ってゆくようになっている。

最初に考えた人は偉いな。

下り側の眺望は良く、屋島が大地であることが判る。

 

55歳のケーブルカー頑張れ!