草刈正雄が犯人の回は刑事コロンボに出てくる典型的な自信満々の犯人だな、草刈正雄は自分には推理作家の才能があるらしく古畑に対して、古畑くんとくん付けで呼んで自分の推理を古畑にひけらかしたり、古畑に古畑くんそれはこういう事だよとか講釈してる、刑事コロンボもそうだが、古畑任三郎ではこういう自信満々の犯人の方が古畑やコロンボの術中にハマる事が多い、今回は草刈正雄が推理作家の藤村俊二と奥さんを無理心中に見せかけて殺した、さすがに推理マニアらしく、古畑も言っていたが見事なトリックで古畑も草刈正雄に言い返す事ができない、確かに藤村俊二は草刈正雄に騙されて自ら自殺の狂言をしたり、草刈正雄とお手伝いさんが外からノックしてたから密室という事にもなっていて、本当に巧妙なトリックが仕掛けられていた、しかし古畑は一つずつ考察していって、藤村俊二は草刈正雄に言われて狂言自殺をしたんじゃないかという所まで推理した、その推理を草刈正雄にぶつけると、自尊心を傷つけられたからか、そこまで言うなら証拠があるんだろうねと草刈正雄が言った、古畑は苦労はしたが、何とか決定的な証拠を見つけていた、この回を見てもらえば分かるが、決定的な証拠は無さそうに見えるから、この古畑が見つけた決定的証拠は本当に見事だった😆、そして古畑はこの打ち出された遺書があなたが犯人だと教えてくれてますと言った、草刈正雄は何を言ってるのか分かっていなかった、藤村俊二の家ではブレーカーが度々落ちていたらしく、藤村俊二が草刈正雄に言われて偽の遺書を書いていた時に、最後に署名を名前を必ず書いて下さいと言われ、藤村俊二は名前を書こうとしたが、その時にブレーカーが落ちていたのだ、そして古畑は藤村俊二はちゃんと遺書に名前を書いていたんですと言って、遺書を光りの角度を変えて見てみると、うっすらと何かが書かれた跡が残っていた、でもインクの出ないペンで書いた為にその跡が残っただけになっていた、名前を書こうとした時ブレーカーが落ちて真っ暗になったので、ペンにインクが無かった事に気付かなかったのだ、それが決定的な証拠になってしまった、ブレーカーが落ちた時にこの遺書に名前を書こうとしていたという事はまだ藤村俊二がその時は生きていたという証拠になる、そしてその時にお手伝いさんは下にいて草刈正雄は上にいたので自然と犯人は草刈正雄という事になる、しかもうっすらと名前を書いた跡がついてるなんて不自然以外の何者でもない、ようく見ないと気付かないので草刈正雄は見落としていたみたいだ、そして草刈正雄は観念した😊